2016.09.03 Psycho le cemu 2016 TOUR 「THE WORLD」 ~SENDAI MYSTERY WORLD~ 仙台 darwin
まだ今月の話なのにすごく昔のように感じます。サイコ仙台行ってきましたー!
仕事の都合で1日目のみしか行けなかったんですが、個人的に唯一のミステリー参戦でした。やっぱり怪盗プリンス様の月はでかい!
ライブ関係ないですが、この日は開演時間が少し早くあまり観光地に行くことはできず、でもその代わりにダーウィン周辺の商店街のあたりを色々見て回ってみました。変わった文房具屋さんとかあって面白かったです。
練乳じゃ背は伸びないよ~
ここからライブレポになります。セトリ等ネタバレ含むわりにMCはニュアンスになりますのでご注意ください。
キャラクター紹介&メンバー登場からスタートでした。
まずは怪盗プリンス、YURAサマから。
盗みの英才教育を受け、彼に盗めないものはない。月をも盗んだ。また、現在の時間を止める能力を持っているといった紹介だったと思います。
去年東京でミステリー衣装でライブをやった時はステージが広いからかそこまで気にならなかったのですが、ダーウィンの狭いステージだと背中に背負った月の大きさが際立って面白い感じになってました。そのせいもあってか、客席からは黄色い歓声だけでなく笑い声もちらほら出ていました。
次はラブリーキャット、AYAくん。
その美貌で狙った獲物は全て手に入れる。クレオパトラ(だっけ?楊貴妃?)が持ってた秘宝も今はAYAくんが持っている。あと過去を変えられるんだか過去に遡れるんだかとにかく過去に関する能力を持っているみたいな感じでした。
続いて怪人3億面相、seek。
気弱なセールスマン。絶望とか何かそういうネガティブなものをお届けしている。未来を何かできる力を持ってるそうです。どんどん記憶が曖昧になってしまっててすみません。
マッドサイエンティスト、Lida。
タイムトラベルの仕組みを作り出した張本人。でもその代わりに右手を失ってしまった悲劇の科学者だそうです。
最後は名探偵D、DAISHI。
数字までは忘れてしまったんですけど、とにかくIQがすごく高い天才。FBIとかからも捜査協力の依頼がくる。そんな設定でした。あと挨拶が「ボンソワール」ww
01 あきらめないDAYS
02 インドラの矢
03 one day
ダンスかなーと思いきやゆらさまもあやくんも颯爽と楽器の定位置へ向かって行きました。あきらめないDAYSはじまりでした。この衣装だとやっぱりリリース&PVのあきらめないDAYSの印象は強いのでなんかしっくりきました。品川のライブちょっと思い出しました。
そしてあきらめないDAYSからは一気に空気感変わってインドラの矢。こういう急展開のときのDのスイッチの切り替わり方はすごく好きです。でも激しい曲でもふとした瞬間にすごく楽しそうに笑う瞬間があってそこも好きです。
04 ノスフェラトゥ
05 Mind Core
06 VIOLETTA ~ヴァイオレッタ~
いきなり激しめだったなーと思っていたらseekのデスボMCでこの後も激しめ展開なことを悟りました(笑)。
そんな流れだったのでそこに入ってきたヴァイオレッタはすごく良かったです。曲の良さが映えていました。個人的に聴きたかった曲でもあったので嬉しかったです。
あや「おっはー!」
ということであやくんのMCがここで入りました。
あや「昨日の夜、この4人(あやくん以外)でご飯食べに行ってたナリ」
Oh…
あや「なぁ、自分ら、牛タン食べタン?」
凄みながらダジャレを言いつつ、一人一人に問い詰めていくあやくん。問い詰められたメンバーは苦笑しながら顔をそらしたりしていました。最後はリーダーのところへ行ったのですが
りだ「誘ったのに何で来なかっタン?」
とダジャレで返していましたww
07 愛の唄
08 奇跡を知る僕らは五線譜に咲く希望を唄う
愛の唄で、たぶん一番のAメロからのあたりだったと思うんですが、リーダーがしーくに押し潰されそうになっていました。普通だったらちょっともたれかかってるな~位の感じなんですが、なんせしーくさんは三億面相衣装なもんでリーダー潰されかかってました(笑)。リーダーが逃げようとしてもしーくが追って潰してって感じで面白くてわたしにしては珍しく下手組に釘付けでした。
ここでコントタイム。コント内容に関してはミステリー全公演終了後に加筆予定です。
09 BLADE DANCE
10 大江戸旅ガラス
スタートがダンス曲じゃなかったのでやっと踊るゆらさまを見れたーって感じでした。ドラムゆらさまは最高なんですけど、ダンスゆらさまもやっぱり見たいんです!あの楽しそうな顔が見たいんです!川崎までの大江戸旅ガラスは満面の笑みで口数少な目で踊ってた印象だったんですが、この日はよく喋っていた気がします。特にワッショイのとことか「みんなでいくよ!せーの、ワッショイ!!」みたいな感じで。楽しくて大好きです。ヘッドセットのマイクつけたの大正解だと思います。
ここでMCタイム。北海道でもやったらしい挙手制会場アンケートがはじまりました。
まずは仙台の人で聞いてみることに。
D「北海道の時は北海道の人がかなり多くてうれしかったな~。あ、でももちろん仙台以外でも嬉しいですよ。でも仙台はわりと関東からも来やすいからどうかな~」
しーく「この結果次第ではこの後の僕の煽りが変わりますよ。東京の人が多いようであれば『東京ー!』になりますんで」
結局仙台はピンポイントすぎるということで宮城、じゃあもういっそ東北でということで東北の人でアンケート。半分くらい上がったように思います。
しーく「これはもう『東京』でいきましょうか」
D「そこは『仙台』でええやろ、せっかくなんやから」
その後、「はじめてサイコルシェイムを見た人」では4分の1くらい、「11年前ジャンクボックスでやったライブ(サイコの宮城でのライブはこのライブぶり)に来た人」も同じかそれより若干少ない位手が上がりました。ここのくだりに関しては、どのタイミングか忘れてしまたんですがYURAサマが話を振られた時に
ゆらさま「11年ぶりの人って聞いた時に元気よく手を上げててすごいなーと思いましたよ。だってその11年分の歳をとってるってことでしょ?よく手上げられるなーって」
D「やめなさい(笑)」
というやり取りがありましたwwゆらさまって時々さらーっと毒を吐きますよね。
そしてリーダーもなんか聞いてみてよということで
りだ「Lidaカッコいいって思う人~?」
これは下手が半分いかないくらい、センター・上手はまばらに手が上がるというなんともリアルな結果に(笑)。
しーく「こういうのってお世辞でも手上げとくもんじゃないんですか(笑)?」
D「ここの人ら正直やねん。俺らが何十時間もかけて作ったコント、平気で滑りよる時あるし」
ここからいつかのライブで「Lida以外カッコいい」という声が客席から上がったときの話に。
しーく「俺覚えとるで。松山でイベントライブに出た時や」
しーく曰く、その時のイベントライブは自分たちで機材のセッティング&撤収まで行う形式で、出番終了後に機材の撤収を行っていた時の出来事だそうです。その間も幕がおりたりするわけでもなく客席からはステージが見える状態だったようです。
しーく「ざわざわしてたのがたまたま一瞬静かになって、ちょうどそこでテンション上がったお客さんが『メンバー全員カッコイイー!!Lida以外!』って叫んだんや」
りだ「普通言います!?最後の一言言わんでええやろ~」
きっとテンションが上がりすぎて心のダムが決壊してLida以外のところも言葉に溢れだしてしまったんですね…
アンケートコーナーが一通り終わり
D「仙台盛り上がってるなー。俺は仙台最高やと思うんやけどさっき裏でAYAくんが『北海道の方が盛り上がってたな~』って言ってたで」
突然のAYAくんへ飛び火ww
あや「言ってないよ」
D「いや言うてたって」
あや「ちょっと待って…(フロアをゆっくり見回して)どっち信じる?」
D「そりゃ、捕まってない方やろ!」
自分で言ったww
11 クロノス
12 摩天楼カオス
13 2020
D「昔からライブに来てくれる人は懐かしくて、初めて来た人は『コイツ何言うとんねん』って思うやついきます……俺たちが欲しいかー!!」
というDの煽りから始まったパートでした。
2020はしーくのパートで思いっきり暴れて、そこからのサビのDのパートで思いっきり開放感な感じがすごく気持ち良かったです。音源よりすごく良かったです。ミステリーセトリにしか入らないみたいですがもっと入ればいいのにと思いました。
ラストブロックはしーくの煽りから始まりました。仙台盛り上がってくれてますけどまだまだいけますよねみたいな内容でした。
しーく「だって皆さんまだ眉毛あるじゃないですか」
そこかいww
D「自分も眼鏡取れてへんやん」
しーく「さっきから取れまくって大変ですよ」
ここでわざと眼鏡をずらしたりしていました。
しーく「首がもげて取れるくらいのヘドバンとか、顔や髪がヤバいことになるくらいの逆ダイとか、まだできますよね!」
残り曲数は少ないけど、ここから首もいでけー的な感じでしーくとDが煽っていき、曲へ。
14 LAST EMOTION
15 Murder・Death・Kill
マーダーは1番のサビで間違えてました、だいしさん。あ、間違えたってなった瞬間、そのまま歌わずに後ろに下がって水を飲みに行ってしまったんですが、その後ろ姿をじーっと見送るあやくんが面白かったです(笑)
最後はYURAサマのロケットバイビーで締め。
ゆらさま「仙台は11年ぶりということでね、11年あればメンバーも変わるところもありますね」
突然何の話かと思いきや
ゆらさま「さっきはseek君が失礼なことを言ってしまいすみませんでした。首がもげたら死んでしまうじゃないですか」
あぁこの絶妙にズレた感じ最高…。そしてロケットバイビーをしてゆらさまも去っていきました。
En1 MEGATRON -UPPER VERSION-
川崎がメガトロン(普通)だったから気を抜いてたらメガトロン(難しい)の方がきてしまった!わたしこれ踊れないんです、ステージで踊ってるゆらさま見ながらやっと着いていけるレベル。なのに慢心して「きっとグダグダになってるであろうDのダンス見てやろう」とか思ってだいし見たら案の定振りが訳分からなくなりました。精進します。ゆらさまは相変わらずキレッキレのダンスだったのですが、特に目立った振りのないAメロのあたりでいきなりゲッツみたいな動きを始めたり、ベースソロやギターソロでメンバーの名前を呼んでみようコーナーをしだしたりして、ギャップがとにかく面白かったです。
ここでMCコーナー。まずはゆらさまと、話題は先ほどのアッパーの話に。
D「やっぱ難しいなー、危なかったわー」
いや、危なかったってあなたは結構ふにゃふにゃしたダンスでしたよ!?
D「口開けてYURAサマのこと見て踊ってる人結構おるからな」
ゆらさま「みんな必死に踊ろうとしてくれてるみたいで真顔やねん」
でもアッパーは結構人気があるそうで、ファン的には踊りやすい方がいいのか難しい方がいいのかという話をだいしさんとゆらさまでしていました。あと、難しい曲を完璧に踊ってくれる人もいいけど、個人的には間違えてる人も可愛げがあって好き的なことをだいしさんがしてた気がします。
最後のゆらさま個人挨拶みたいなところでは「11年ぶりの仙台、まさかあの時はそこから11年来れなくなるとは誰も思ってなかったですが」みたいに言った瞬間サッとDが90度のお辞儀して笑いました。でもこの件は笑いにするだけじゃなくて、どこだったか忘れてしまった(でもクロノス前MCのどこかだった気もする)のですが「これ全国で言うって決めてるんです、本当にすいませんでした」ってだいしさん謝ってました。
あやくんとは出演が決まったVJSの話に。
あや「あえて呼び捨てで言います。Xとルナシーとグレイ出るんですよ!」
D「なんで呼び捨てにしたん?」
あや「ファンだからや」
北海道初日終了後にみんなでごはんを食べていたらメンバーのツイッターアカウントがYOSHIKIさんに次々とフォローされていき、まぁ本人の名前と画像を使ったファンの人だろうと思っていたら本人だったという話に。
D「でもすごいのが俺らからコメントできるんやで。seekは送っとったよな」
しーく「礼儀としてね」
D「礼儀が無いみたいに言うな(笑)。俺らはただビビっとっただけや」
でもせっかく出るから思い出も作りたいけど、そこは対盤なので大先輩とかそういうの関係なく全力で行きたい、爪痕残したいという話をあやくんがしていました。そういう姿勢好きです。
D「じゃあAYAくんが喋る?」
あや「え…?」
D「いつもの『お前らブスナリー』ってやつやったらええやん。『餃子の王将の床みたいにギットギトナリ』って」
あや「やってもええけど俺終わったらすぐ逃げるで」
そんなあやくんはバンドとして目指してる日本武道館の他にもうひとつサイコで叶えたい夢ができたそうです。以前埋めることのできなかった電力ホールのリベンジを宣言していました。
リーダーは「個人的な話なんですけど」と前置きをして、デビュー前に仙台のホテルで曲を書いていた話を始めました。ちょうど曲のサビの部分を書いていて、その曲が愛の唄なんだそうです。メンバーも初耳の話だったそうです。初めて聞いたと口々に言っていました。
りだ「だって個人的な話やから…」
こう言った時のりださんがなんだか照れくさそうな感じでした。
りだ「あの時の曲が、メジャーデビューの曲に選ばれて、それから長い時間が経っても演奏される曲になって嬉しいです」
良い話だなぁ。
しーく「こんにちはー!(デスボで)」
ゆらさま「こんにちはくらい普通に言ったらええやん」
この他にもゆらさまはしーくのMCに思うことがあるようで
ゆらさま「さっき『首がもげるくらい』とか言うてたけど、首がもげたらダメやん。死んでまうで」
D「それはものの例えやって(笑)」
だいしさんが間に入って宥めてました(笑)。このリズム隊の噛みあってるのか噛みあってないのかよく分からない感好きです。
個人挨拶的なところでは、「人の記憶とは都合のいいものです」としーくさん。嫌なことは忘れるし、良かったところはどんどん美化されていくと。
しーく「みなさんの中には“美化されたサイコルシェイム”がいると思います。でも僕らは過去の僕らだけでなく美化された記憶も超えていきます」
リーダーに続いて良い話!
あとあやくんの電力ホール宣言に続き、しーくは勾当台公園の野外ステージでやりたいと宣言していました。個人的に宮城の会場は勝手に色々行った気になっていたけどまだまだ見たことのない景色はあったんだなと思いました。
それと、このタイミングだったか記憶が定かではないんですが嬉しいお知らせもありました。
D「今日の公演、ソールドアウトしました!」
わー!これすごく嬉しい!
D「当日券も出して、ギリギリやったけど、なんとかソールドできました。ありがとうございました」
メンバー曰くジャンクボックスでやってた当時よりも動員上がったのではないかとのことでした。 なんだかすごく嬉しかったです。おめでとうございます!
En2 道の空
En3 Liberty, babies
En4 LOVE IS DEAD
ガンガン煽りが入って、本編の流れも流れだったのでどんな暴れ曲がくるかと思いきや道の空だったのは「えっww」ってなりました(笑)。曲自体は好きなので全然良いんですけど。リリース時のDの衣装が青だったので今回の水色衣装はなんとなく当時を思い起こさせるような感じを受けながら聴いていました。
LOVE IS DEAD終わり良かったですー!まさかここでと、イントロのギターの音が聞こえた瞬間思わず声が出ました。カッコよかったし、スカっとしたし、気持ち良かったです。本編ラストがマーダー、大ラスにこの曲がくることによって、ミステリーセトリの色がすごくはっきりしたなと思いました。活休前はLOVE IS DEADは最新曲でそんなに重要な位置にもこれない曲だったけど、活動再開して披露される中でこの位置にこれるまで育ったんだなとこれを書きながら思いました。ライブの中で曲が育っていく感じ大好きです。それにしてもほんと良かった。
大まかな流れは以上になります。
最後に個人的な感想を。
わたしはYURAサマのファンです。サイコの現場にいる時はこれからもこれはきっと揺るがないと思います。そうなんですけど、この日はDAISHIを意識的に見ていました。ヴィシャスRを読んでやっぱり思うところがあったのと、川崎のライブをドセンで見たら良く視界に入って気になってちょっとじっくり見てみたいなと思ったんです。
そうやってライブを見てみて、「この人こんなに笑うんだ」というのが一番大きな印象でした。昔のライブでは会場が大きくてあまり見えていなかっただけなのか、本人が変わったのか、それともわたしがあまりDのことを見ていなかったのか(←)分かりませんが、個人的にはちょっとした発見でした。もちろんダンス時のゆらさまのように四六時中笑顔なわけではないんですけど。ふとした瞬間にくしゃーって笑う時が何度もあって、客席を見ながら歌ってる時だったりメンバーと絡んでる時だったりもあるんですけど、個人的には他のメンバー同士が曲中に何かわちゃわちゃしてるところを見て笑ってた時がなんか良いなーってすごく思いました。
あとやっぱり話が上手いです。司会進行的な上手さはしーくなんですけど、メンバーに話を振ってそこから話を広げたり引き出したりするのはこの人が上手いなぁと思いました。
そしてこの人がフロントマンなんだよっていう感じ。ここはメンバーの個性がそれぞれ強烈で、ライブでもそれぞれに武器や見せ場があるし、それこそ昔から写真だけ見たらボーカルが一番地味なんですけど、それでも存在感があるし引っ張っていく力みたいなのがすごいなと思いました。「このまま俺たちとどこまでも行こうぜ」「抱かれる覚悟で来たか」「メス豚」「俺たちが欲しいか」このバンドではもう完全に定番化した煽り文句なのに言われるとやっぱりテンションが上がる。これは絶対にファンフィルターかかってると思うけど(苦笑)。でも会場全体をガッとつかんで引っ張っていく感じはやっぱりフロントマン。でもワンマンになるわけじゃなくてここはこの人ってところではすっと下がるバランス感覚も良いなと思いました。
はい、唐突に始まったDAISHIを褒めるコーナー終わりっ!
この反動というわけではないんですがこの次のライブではとにかくYURAサマをずっと見ていました。近いうちに時間作ってレポ書きたいなと思います。