今更もう戻れない(仮)

好きなものを 好きなように 好きなだけ

2016.02.25  GREMLINS 2nd ONEMAN TOUR 2016 「Re:fermata」  仙台 darwin

今年もこの時期がやって来ました!もう終わったけど(笑)!グレムリンですよー!と言っても今年でまだ2回目なんですが。

去年に引き続き、初日の仙台に参戦してきましたー!あ、ちなみにファイナルも参戦しました。

 

ぐれさんちょー楽しいです!楽しいです!とにかく楽しいです!お前が柩ファンだからだろと言われそうですが楽しいもんは楽しいんです。あの4人が楽しい。グレムリンはいいぞ!

 

この楽しさがどこまで伝わるかは疑問ですが、ライブレポ書いていきます。

 

 

 

 

公演時間は、前回はファイナル以外は2時間をきる感じでしたが、今回はぴったり2時間のライブでした。いや、DODで柩さんが粗相しなければもう少し短かったかも(笑)!?とりあえず握手組は前回の公演時間を想定してると特に遠征組なんかはドタバタするかもです。開演時間も去年より30分遅いですし。

 

セットリストはトリガーとトラベラーが逆かもしれないです。ちょっと曖昧で… 

 

 

01 フェルマータ

02 INSANE

ナイトメアの伝統芸能、最新シングル曲始まりでライブはスタートしました。ライブでは初披露ということもあるのかステージもフロアもちょっと硬めな感じでした。

 

03 the Carnival

04 シンデレラ

05 MASK

06 Trigger

最初の硬い雰囲気を変えたのがカーニバルだったように感じました。イントロでピアノパートに弦楽器隊が入ってきたところで一気に会場のテンションが上がったように思います。あとこのブロックはちゆさんがすごく引っ張ってるなという印象がありました。シンデレラやトリガーなどでどんどん前に出て「ウォイ!ウォイ!」って煽ってました。

MASKの柩さん良かったですー!色んな動きや表情ができるのが柩さんの強みのひとつだと思うんですが、まだこんな引き出しが残っていたとは。あざかわに大人な雰囲気を加えたような感じでナイトメアではあまりお目にかからないような感じでした。こういう見せ方もでいるのねーととても新鮮でした。必見です。最後の振り向くような決めポーズが特に良かったです。

 

ここで自己紹介タイム。

柩「前回のライブも来たよって人~?…結構いるね。前回来てくれた人は知ってると思うけどここからは関西人ふたりが盛り上げてくれるから…」

ここで目を見開くちゆさん&美月さん(笑)。

柩「どっちからにしようかな…じゃあまずはギターの美月」

美月「最初!?」

あっちあっちと必死に下手を指さす美月さん。そんな美月さんの願いは通じ

柩「じゃあ、オンベースChiyu」

ちゆ「おいーっす!」

当初の打ち合わせではこのパートは関西コンビがそこまで喋る予定じゃなかったのではと言いつつも、なんか良い話風のことを話してくれました。めっちゃ早口&ワンブレスで(笑)。

柩「つぎはオンギター美月」

そして今度こそ美月さんのターン。

美月「おいーっす!これが有名な天丼です。おいーっす!」

ちゆ「お前ほんと天丼好きやな」

美月さんは久しぶりのステージだったそうです。ステージに上がるのは1月ぶりなんだとか。そんな話をちゆさんとしていたのですが

ちゆ「なんでさっきから敬語やねん。ここタメやで、タメ」

美月「怖いんでー…後でベースの人に蹴られるのとか怖いんで…」

ちゆ「あのな、それ俺やなくて自分のバンドの話やろ」

美月「でもこの人も怖いんでー」

ここでトークに火がつき始める関西コンビ。ところが

柩「そろそろいい?もうひとりいるんだよね」

ということでケンゾさんのターンへ。

柩「そうもうひとりいるんだけど、誰だっけ?あの人の名前何だっけ?みんな知りたい?」

ファン「知りたーい!」「誰ー?」

そしてケンゾさんが立ち上がり、衣装の裾をぺらっとめくって

ケンゾ「ケンゾさんだぞー」

トレンディエンジェルwwwwメンバーもフロアも大爆笑でした。

柩「で、誰でしたっけ?」

ケンゾ「ちょっと待って、今見やすいように立つから」

椅子の上に立つケンゾさん。すると今度はマイクのコードが足りないのか「マイクー!」と叫んでいました(地声で)。そして無事にマイクも届き

ケンゾ「ケンゾさんだぞー」

再びトレンディエンジェルwwww

美月「この方なんか変わりましたね」

ケンゾ「なんかもうカッコつけんの疲れた」

美月「初日やで!初日でそれ言う!?」

ちゆ「この1年色々あったんや…」

柩「みんなは良い方に変わってね」

ケンゾ「俺が間違った方向に変わったみたいに言うのやめてくれる?」

ここで一瞬沈黙が訪れて

柩「喋ることないなら座って」

ケンゾ「これ(ドラムセット)が邪魔だからいつも見えるようにって(椅子の上に)立つんだけどさ」

素晴らしい心がけですね!

柩「邪魔とか言うなら持ってくんなよ。そんなデカいの」

ケンゾ「えー、でもさぁ、俺が小さいの叩いててもねー」

はい、要塞みたいな厳ついドラムセットを自在に操るケンゾさんが好きです。

で、どういう流れだったかは忘れてしまったんですけど美月さんがここにいるみんなは家族みたいなものだと言い始めて

美月「俺はみんな(ファン)の入った後の湯とか入れますよ!」

家族の基準それ!?

ちゆ「でも向こう(ファン)はそう思ってへんかもよ。『美月汚い~分けて~』って」

美月「そう!そうなんですよ!俺も最近結婚とか考えるし良いなとか思うんですけど、洗濯物一緒に洗いたくないとか言われたらとか考えると辛いじゃないですか。どう思います?」

柩「は?」

美月「家族のために頑張って働いて帰ってきて、娘とかに『汚いから分けて洗って~』とか絶対に言われるんですよ。辛いですよ~」

柩「おれ別に美月の結婚観とか興味ないから。曲いくよ」

ちゆ「てゆーか今入ってきたお客さんとかいたら何のライブ?ってなりますね」

たしかにww

そしてこのMCの雰囲気のまま次の曲へいくべきか悩んだ柩さんがドラム周辺にメンバーを集めて急遽作戦会議を実施。そしてその結論は…

柩「今日はこのままいきます。色々試行錯誤しつつでやってくんで…聞いてください、DETAMINED」

 

07 DETAMINED

08 LOVE YOU

09 Hidden+A

これまたひとつ前のブロックとは違う雰囲気で良かったです。ちゃんと「バラードブロック」的なのが成立していました。

 

ここで再びMCタイム。立ち位置に貼ってあるテープについての話題に。ちなみにこれは前回のツアーのファイナルでも話題になっていました。*1

柩「普通はバミリのテープってばってんで貼ってあるんだけど、俺のところアルファベットの“M”が貼ってある」

M様!!そして美月さんのところは

美月「H」

柩「あれ?これ立ち位置間違えたかな?」

ちゆ「美月センター?」

美月「そうやったかなぁ」

そうぼやきつつちゃっかりセンターに陣取る美月さん(笑)。続いてケンゾさんは

ケンゾ「俺はバミリとか必要ないから椅子に貼られてた」

柩「なんて貼ってあったの?」

ケンゾ「ANOMY。この流れでANONYってディスられてるみたいじゃない?」

たしかにwwそしてちゆさんは…

ちゆ「これは…蹄?アルファベットの“U”?」

でた!馬面イジリ!

ちゆ「でもこのバミリ超キレイやねん。普通直線でベタって貼って終わりやけど、めっちゃ綺麗な曲線になってて。こう(ジェスチャーを交えながら)1本1本1本1本1本ってきちんと切って綺麗に貼ってあんねん」

ケンゾ「ヒヅメさん?」

ちゆ「どうも。GREMLINSのヒヅメです」

ケンゾ「アクセント変えるとかっこいいな、ヒヅメさん」

ちゆ「でもなんか名前被っとるな(笑)」

そしてこのくだりを話してる間美月さんは「カシャッ!」っとゲートが開く音でイジリ続けていました。それに対してハゲネタで対抗するちゆさん。プチ喧嘩の勃発でした。

柩「ふたりともやめなさい!まだ初日なんだから!」

美月「だってアイツが…」

柩「ちゆ!美月にハゲとか言ったらダメ!」

ちゆ「せやな。もう美月にハゲなんて言わん」

美月「…俺ももうちゆに馬面なんて言わん!」

柩さんとちゆさんからテンポよくハゲ攻撃くらってちょっと「うっ…」ってなってた美月さんがなんだか可愛かったです。でもそんな美月さんの後方援護のように今度はケンゾさんが競馬場を思わせるようなドラムロールを叩き始めますwwファンもそれに合わせて手拍子wwそしてそれに合わせて

ちゆ「♪どんなに頑張っても2着♪」

と即興で歌って見事にオチをつけていました。会場爆笑。

美月「どうや、うちのちゆは凄いやろ~」

さっきまで喧嘩していた美月さんも誇らしげです。

ちゆ「このバンドは『世界観を大切に~』って言ってきてるんやけど、毎回こんなMCで(笑)」

柩「でも曲はちゃんとやってるでしょ」

ちゆ「そう!メリハリはちゃんとしとんねん」

柩「じゃあ次の曲いくから。…誰か1人でも笑ったらやり直しだからな?」 

 

10 Film

11 Fellow traveler

12 Beauty & Stupid

13 朦朧サスペンス

ここからはラストスパートといった感じで一気に盛り上がっていきました。誰も笑ってませんでしたよ。むしろ前回のツアーで難しいとネタにされてたFilmはやっぱり難しいのかサポート隊は特に手元ばっか見てました(笑)。

朦朧サスペンス終わり好きです! 一気に加速してそのまま終わる感じ。前回の本編がLOVE YOU終わりだったのでガラッと雰囲気が変わった気がしました。

 

アンコールは柩さんから登場。で、柩さんがしばらくひとりで待ってたんですけど他のメンバーが来なくてステージ袖に向かってはやく来なさいみたいなアクションをしてやっと3人も登場しました。

まずは物販のデザインの話から。

ケンゾ「今回の物販可愛いでしょ?俺、デザインしてないけど」

あ…個人的にはあまり好みじゃなくてスルーしちゃいました…すみません…。

柩「スマホケースとか可愛いでしょ?これ言っちゃっていいのかな。メンバーはオリジナルの作ってもらってんの。いいだろー」

ファン「見せてー!」

柩「いや、まだ出来上がってないの」

出来てないんかいww

美月「出来上がったらみんなで使って、ハイおそろ~♪って」

このハイおそろ~のところは謎のメロディ付きでこの後4人で歌ってました(笑)。そして今度はTシャツの話に。

ちゆ「なんで俺らが着て自分らふたり着てへんねん」

美月「そうやー!これじゃ俺らがGREMLINSやん」

ちゆ「ほんまや!今入ってきたお客さんいたらここ2人(関西コンビ)がGREMLINSやと思うで」

サポート隊がツアーTシャツ着用で、メンバー2人は本編衣装のままでした(笑)

柩「いや、俺も着たかったよ。でも色々とさ…」

ファン「あぁー」

ちゆ「みなさん察しがよろしいですね」

あとそれぞれ何かお知らせあるみたいな流れになり 

柩「美月、あれあるじゃん」

美月「えーと、今日チェキを出しました。終演後に販売しますんでよろしくお願いします」

喜ぶべきなのかどうするべきなのか一瞬微妙な間がありましたが

 ケンゾ「俺もちょっと写り込んでるよ」

やりたい放題かww!

美月「お金が!ここの人たち酒代がすごくかかるんで!」

柩「おい!俺いつも奢ってんだろーが!」

美月「先輩やろー!奢れや!」

柩さんって奢ってるんですねぇ。でもそんな柩さん、前日に寂しい思いをしたそうです。

柩「昨日、俺以外の3人で牛タン食べに行ったんだよ」

wwww

ケンゾ「いや、誘ったよ?」

柩「昨日グループラインで何食べるって聞いたら、牛タン牛タン牛タンって。で、それからどうするのかなーって待ってたら、ケンゾから『これからちゆと行く』ってきて…」

ケンゾ「そこで『俺も行く』でいいじゃん?」

柩「いやでも俺誘われてないし」

こ…これは……

ちゆ「女子か!めんどくさっ!」

ちゆさん!あの場にいた大多数が思ってたことを気持ちいいくらいズバっと言ってくださってありがとうございます!

ちゆ「お前あれや。こっちの服とこっちの服とどっちが良い?って聞いて、こっちって言うと、いや私こっちがいいって言う、なら最初から聞くなやーって女と一緒や」

柩「いや、そういう女はめんどくさいよ。でもこの場合はさ、みんなで行ったらやっぱり…」

ちゆ「みんなお酒飲むけど俺は明日歌うから飲めないー、やろ?めんどくさい女子や!」

柩「朝の7時まで飲んだくせに」

ちゆ「まぁ俺らロックやからな」

柩「…俺がポップみたいじゃねーかよぅ」

ポップww今ツアー仙台最大のネタが投下された瞬間でした。メンバーもポップネタに爆笑だし、フロアからは「ポップー」「ポップちゃーん」とコールは上がるし。

そして定位置に戻り楽器を準備するも

ちゆ「お前(美月)よう弾けんのやからギターいらんやろ」

美月「あのですねー、GREMLINSは難しいんですよ。楽器とかやらない人は分かりにくいかもしれないんですけど、こういう(指を上下に動かす)動きが多いんですよ。あと、初めて聞くコードとか出てきて、マイナーセブンフラットファイブとか。フラットファイブって何やねん!マイナーセブンだけでええやろ!そんなコード初めて押さえました」

ご苦労様ですwwでもそんな曲作った張本人は涼しげに笑いながらドラムセットに座ってました。

美月「僕なんかはずっとヴォーーイってやってればよかったんで。あっちはオシャレなバンドでやってますけど」

ちゆ「いや俺もギミギミとか歌ってるだけやで」

こう自然にふと入ってくるそれぞれのバンドの話も楽しいです。

ちゆ「せやからこんなん弾くだけでも大変なのに、あの人(ケンゾ)に『ライブはもっと動きつけて』とか言われんねん」

ご苦労様ですwwでもほんとこの2人がサポートでよかったです、これはまじで。

 

En1 「故、」

En2 to die

En3 D.O.D

En4 Bacchus

グレムリンはアンコールからがまたさらにもう一展開です。

アンコールは柩さんの「それでは聞いてください、「故、」」という曲紹介からの

ちゆ「♪広がる 闇の中~♪」

ナイトメアのthe WORLDが始まりましたww前回のツアーファイナルで柩さんに内緒で演奏されるというサプライズがあったのですが、今回はいきなり初日からきました。ワンコーラスちゆさんが歌ったら美月さんが歌う予定だった雰囲気ですが、わけが分からないという顔をしながら途中から柩さんが歌い始めましたwwこういう空気読んで面白い対応ができるとこ良いですよね~。

ちゆ「今回もノーリハーサル、イェーイ!」

ほんとこのバンド楽しいです。

to dieは柩さんの両サイドでフロアをガンガン煽りまくるサポート隊が印象的でした。

そして柩さんの「酒が飲みてーなー!」からのD.O.D。柩さんがこのセリフを口にすると盛大に顔をしかめる美月さんが個人的にいつもツボです(笑)。この曲では終盤にだーにし氏が持ってきたお酒を飲み干してサビを歌うという恒例コーナーがあるのですが、今回のトップバッターは美月さんでした。用意された2杯を飲み干すも、続くちゆさんのターンでもう1杯飲まされていました(笑)。ドラムにちゆさん、ベースに柩さんが入ってケンゾさんも2杯クリア。最後は柩さんだったのですが、柩さんに用意されたお酒が明らかに濃いwwどう見ても濃いww手に取って確認した柩さん

柩「これ原液なんだけど…」

初日からやってくれますねぇ。何とか飲み干した柩さんですが、ちょっとヤバくなったの機材にもたれかかります。そのままダウン状態になり、歌うパートになっても生還できず。その場はちゆさんが歌って繋ぎ、その間になんとか柩さんは戻ってきました。しかし今の失態で関西コンビからはヘタレ呼ばわりされ、フロアからもヘタレコールが上がってしまします。

柩「今日うちの両親きてるの。だから『ヘタレ』はやめて」

ファン「ポップー」「アル中ー」

柩「どっちかにしろよー」

ファン「ポップー!!」

柩「そっちかよ!」

それから「悔しかったからもう一回」という衝撃の決断を柩さんはくだし、今度は撃沈することなく飲み干して歌い終わりました。これで大団円かと思いきや

ちゆ「え?まだ終わりやないで。だって今『ラスト』って言うてへんもん」

鬼かww結局もう一度、今度は「ラストー!」と宣言してやりました。ちなみに最後はメンバー全員で飲んでいました。

そのままの勢いで、大ラスはBacchus。自分がいた場所以外は分かりませんが、自分のいた場所らへんはかる~い横モッシュ的なのがありました。平和に楽しかったです。

最後はメンバーがピックを撒いたりして、ちゆさんがベースをファンにあげて帰っていきました。

ちゆ「それ持ってってええわー」

いいのかよww

 

 

このライブでわたしが抱いた一番大きな感想はChiyuさんがとても分かりやすく簡潔にツイートされていました。

まさにこれでした!

最初はほんとにちょうど1年前のファーストツアー初日に戻ったような、「どういう感じで楽しんでいい?」みたいな探り探り感がすごくフロアに広がっていたように思うんです。でもライブが進んでいくうちにどんどんそれが薄れていって自由に盛り上がり始めて、最後にはまさにこのバンドが掲げる「本気の遊び」の空気になっていったのがすごく楽しかったです。まるで前回のツアーの空気感を初日からファイナルまで一気に味わった感じでした。うん、これはさすがに言いすぎですね(←)。でもほんとそんな感じのライブでした。

でも前回のツアーは惜しくもそこで終わってしまったので、今回は初日でそこまでたどり着いてさあこれからどうなるって思わせてくれるような、ここから先が楽しみになるようなライブでした。

まぁこれを書いてる現在はツアーも終わってしまって、わたし自身もファイナルは体験したのでここでこれからの期待とか書いてもアレなんですけど(苦笑)。

 

あと個人的にこの日印象に残ったのがChiyuさんでした。SuGは全く詳しくないのでただの外野の勘違いかもしれないんですけど、前回のツアーよりも引っ張っていく力みたいなのが感じられました。ギターを弾きながら歌うということで柩さんの動きがナイトメアより大幅に制限されている中、サポート2人が観客を引っ張っていくイメージは元々あったのですが、今回は前回にも増してちゆさんが結構声出したり前に出たりして引っ張っていく場面を多く見た気がするというかとにかくそんな場面が結構印象に残っているんです。MC面でも散らかってどっかいきそうになるところを上手くまとめたり、話にオチつけたりしてましたし。あと抽象的な表現なんですが、ドラムを乗りこなしてるような感じがしました。これは聴覚的にも視覚的にもで、ケンゾさんのちょっと複雑なリズムにベースの音もちゆさんの動きも上手く絡んで乗っていて見ていて気持ちいいなーと思う時がありました。

と、ここまでずいぶんちゆさんをベタ褒めしてしまったのでここで推しのことも(笑)。ぐれさんを見ると毎回「あーこの人こういう引き出しもあったのかー」って思わされます。ギターのフレーズであったり、曲中の表情であったり、雰囲気の出し方であったり色々な面で。柩さんがどこまでナイトメアとグレムリン、上手とセンターを分けて考えているかは分かりませんが、勝手な主観なんですけど例えばMASKなんかはナイトメアだったら柩さんはああいう見せ方はしないんじゃないかなと思うんで。いつもとは違うメンバーの中で自分がセンターに立って作っていく状況になるとこういうアプローチをするんだというところと、またそのアプローチの引き出しがたくさんあるところが見ていてとても面白かったです。あとケンゾさんの曲のテイストがナイトメアとは違った方向に豊富なので、そういった曲での柩さんを見られるのも楽しいです。次はどんな柩さんを見せてくれるのっていつも思わせてくれて、だいたいいつも期待以上の柩さんを見せてもらえるので柩ファンは辞められないなーと思うのです。

 

*1:テープ上にそれぞれ文字が書いてあり、柩さんは「バカ」、美月さんは「ハゲ」、ちゆさんは「ヒヒーン」とかでした。たしか。

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