今更もう戻れない(仮)

好きなものを 好きなように 好きなだけ

2015.04.10  NIGHTMARE 15th Anniversary Tour CARPE DIEMeme  長野 CLUB JUNK BOX

ナイトメアツアー3か所目、長野に行ってきましたー!個人的にはこのツアー初参戦でした。

ここ最近は初日から参加できることが多かったのですが今回は参加できず、大阪が始まった時もどかしいようなどこか他人事で実感がわかないような不思議な感じでした(笑)。

そんなこともあってか、今回のライブは「ツアーに行ってきた」というより「久しぶりの長野でのライブを見に行った」という感覚の方が強かったです。長野に行く前に、前回の長野公演だったホクト文化ホールと前回の同会場だったライブに行った時の個人的感想メモを読んでから行きましたし。

 

まぁ前置きはこのへんにしてレポを。セトリ等ネタバレ含むのでご注意ください。

 

 

セットリスト

 

01.Siva
02.僕の嫌いな君が死んだら、僕は笑うのだろうか?
03.極上脳震煉獄・弌式

04.恍惚
05.NAMELESS
06.Cherish
07.Demand


08.fade
09.入滅-entering nirvana-
10.ドラスティカ
11.TABOO

12.Cynical Re:actor
13.極上脳震煉獄・弐式
14.Quints

En1.blur
En2.HATE
En3.極東乱心天国
En4.the DOOL
En5.the FOOL

(DOOL→FOOLで2回)

 

 

アンコールのMCはメンバー呼び込み方式でした。

ここから呼び込み順にMCの内容とメンバーの話を少し。

 

 

Ni~yaさん

 

恒例のイェーイのくだり(もはやナイトメアの伝統芸能)から始まり、長野は久しぶりという話を。

にーや「長野5年ぶりだっけ?お待たせしました!…(観客の盛り上がりが一段落したところで)まぁ、次も5年後くらいに」

えー!?でもこの時のにーやさんめっちゃドヤってました。仕込んであったネタなのかなww?

にーや「次は20周年でね」

ぞじ「それめっちゃ空くじゃんwwオリンピックより長いよww」

にーや「まぁそれは冗談として、久々にやって、長野良いじゃんってなったから、今度はあんまり期間を空けずに来たいと思います」

当たり前のことのように、これからのこととか20周年だとか言うにーやさんが嬉しかったです。にーやさんって不思議な安心感がありますよね。なんだかんだ言ってメアギャの心のオアシス。

その後、ライブは久しぶりでもFC旅行できたよねという話になり、その時ボーリングが楽しかったと。

ぞじ「(ボーリングの球を投げる動きしながら)ライブ終わってから行っちゃう?このへんできるところある?」

男性ファン「うちに来てください!」

ぞじ「え!?ボーリングできるの?」

にーや「そこってお酒は大丈夫?」

男性ファン「大丈夫にします!」

にーや「おー!行きたいけど…これで行くってなったら大変なことになっちゃいそうだから今日はやめときます」

ですよねー。ちょっと行ってもらってその様子をツイッターとかでメンバーに実況してほしかった気もする。

このあと柩さんが呼び込まれたんですが、その間にいったんはけていかれて、るかさんの前にもう一度にーやの呼び込みをしました。本人曰くタバコタイムだったようです。もう一度呼び込まれてから、再度イェーイのくだりをやりましたww

 

やっぱりこのツアーのにーやさんの注目ポイントといえば、ツイッターにものせていたアップライトベースがまず浮かびます。さっそく1曲目のSivaで登場したので張り切って見ていたのですが、これは柩ファンの性というか、無意識のうちにどうしても上手に視線がいってしまって、上手に視線がいくと結果的には下手は視界から外れてしまうわけで、気付いたらいつものベースに戻っていました…。まだまだ大新弥帝国民のようにはいきませんね。修業が足りない!もっと精進します!

広いホールでも動かない時はほんと動かないのがにーやさんというイメージがあるのですが、この日は小さなライブハウスにも関わらず結構前に出てたり動いていたイメージがあります。その結果、何の曲かは忘れてしまったのですがライブの前半で咲人さんのギターの先端に衝突してしまっていました。でも2人とも笑ってましたよ。

 

 

 柩さん

 

柩さんはまず定位置でMCを始めようとしたのですが、ファンからの見えないという声にこたえてお立ち台へ。「やっぱ俺チビだなー」とぼやきながらwwお立ち台に並んだちびーずはとても可愛かったです。

ツイッターでも呟かれてましたが、この日は東京駅で偶然ムックと会ったそうです。

ひつ「最初にさとちさんが来て、挨拶してたらたつろーさんが来たのね。そしたら『他のメンバーは?』って聞かれて、『もう少ししたら来ると思います』って言ったの」

うんうん

ひつ「少ししたらにーやが来て、ゾジーと咲人も来るだろうと思ってたら、マネジャーが『YOMIさんと咲人さん間に合いませーん』ってww」

ゾジさん遅刻オチの話かと思ったら咲人さんもかーい!

ひつ「そしたらたつろーさんがさ、『さきぽんも遅れることあるんだー、でもゾジーは分かるなー』って」

wwwwwwwwww

ぞじ「まぁ、イメージってあるからねーww」

ひつ「あなたさー…他のバンドからもそういう風におもわれてるんだよ?」

ぞじ「そういうレッテルはそう簡単には変わらないって知ってるからねー」

ここで笑いだす柩さん。不思議そうな目でぞじさんが見ていると

ひつ「今“レッテル”“知ってる”って…ww」

ぞじさん恥ずかしかったのか柩さんにしがみつきます。か…かわいい……!

ひつ「てゆーかそれジョイマンじゃん!レッテル知ってる~♪」

ぞじ「やめてー!」

照れ隠しなのか再び柩さんにしがみつくぞじさん。しかも今度は勢いが良すぎて柩さんがマイクに歯をぶつけてしまいました。でも眼福でした!可愛かった!ありがとうちびーず!!

 

GREMLINSの柩さんを続けて見ていたので、ナイトメアの柩さんは久しぶりな気がするのかなとか思っていたんですけど、別にそんなことはありませんでした。柩さんは柩さんでした。ただやっぱりマイクに張り付いている必要がない分自由度が高いので、動きを目で追う楽しさは大きかったです。ちぇりたんやHATEなんかはもう安定の柩さんというか柩さん無双というか、やっぱ好きです柩さん!HATEの大サビ前で「頭おいてけ」みたいな動きやっててテンション上がりました。あと弐式の「あたまふりふり」のところで頭を軽く抱えてゆるやかにヘドバンしてたのがすごく艶かしくてとっても新境地でした!

でも一番印象に残っているのはQuintsです。これすごくメッセージの籠った曲じゃないですか。こういう曲ってある程度定着するまでは、柩さんってわりと神妙な顔をしてとにかく聞いてほしいんだって感じで演奏することが多いような気がしています。でも今回のこの曲はすごく楽しそうなんです。ニコニコしながらどんどん前に来て、ジャンプしたり、すごく楽しそうに歌うんです。それが意外で、でもすごく嬉しくて、なんとも言えない気持ちになりました。やっぱりもっと柩さんのことを見ていたいなと思いました。

 

 

咲人さん

咲人さんは直前の柩さんのMCで自身の遅刻をバラされ少々おこな様子でした。

咲人「(柩さんの方を見ながら)猪狩くーん!」

ひつ「ちょ…」

咲人「ねぇ猪狩くん、さっきの遅刻のやつ、別に言わなくてよくない?」

ひつ「まぁ、そうなんだけどさ…話の流れ上必要じゃん」

咲人「とはいえ言わなくてもよくない?」

ガチオコなのかただ面白がって責めてただけなのか…読めない…。

ただ咲人さんも遅刻が増えてきてはいるようで

咲人「15年も一緒にいると、だんだん似てきてるんだよね。ずっと一緒の夫婦がにてくるっていうけど、そんな感じで」

ぞじ「あー、家族みたいな?」

咲人「ヤダな…こんなダメな家族」

いいじゃん!

咲人「でも君の場合、ありえない遅れ方するじゃん。今日も楽屋で『あいつちゃんと着くかなー』って話してたよ。『間違えて金沢まで行っちゃてたらどうする?』って。『金沢着いたんですけど、AZでしたっけ?エイトでしたっけ?』みたいな連絡きたらどうしようてww」

ありそうwwww

咲人「でもそれとライブは別だから!」

ぞじ「そう!」

咲人「良い歌歌ってくれたらチャラになるよ!」

ぞじ「ですよね!」

 

この日のシニカルはとても盛り上がりました。イントロから大歓声でしたもん。後から知ったのですが、先に行われた関西2公演ではシニカルは披露されなかったんですね。そりゃそっちにいった層からも歓声が上がるわけです。そんなシニカルのギターソロは咲人さんはお立ち台に上がって弾いてらっしゃいました。とても気持ち良さそうで、笑顔というよりドヤった顔で弾いてましたwwでもわたし咲人さんのそんな顔も実は案外嫌いじゃないですよwwでもお立ち台からおりて柩さんのところに行って何やら2人でニコニコしていたのですが、わたしはそっちの顔の方がもっと好きです。

あと噂のDemand。気になって見ちゃいました(笑)。「手にキスを」のところで腕を上げて手の甲を差し出すような動きをしていました。これはたしかに咲人ファン沸きますね!

 

 

 RUKAさん

 

最近ぞじさんはライブ前に走り込みをすることがあるという話から。

ぞじ「るかさんもどう?自転車もいいけどさ、ランニングも気持ちいいよ」

るか「やだ」

ぞじ「ですよねー!疲れるもんね」

ですよねー!

ぞじ「じゃあさー、るかさん何か運動とかはやってなかったの?」

るか「…小学校のとき、走り幅跳びの選手だった」

ぞじ「え!?そうなの!!」

この時ぞじさんもファンもびっくりしてたけど、にーやさんもびっくりしたみたいでその顔が面白かったです。ほんと顔にびっくりって書いてあるようでしたww

ぞじ「確かにるかさんは一歩が大きいもんね」

そこ関係…あるか、少しは。

るか「小学校6年生の時ね」

ぞじ「そっかー。にーやは?何かやってた?」

にーや「やってたよ!陸上やってて、走り幅跳びもやったし、400メートルリレーとか、長距離もやったし、バスケもやってたし、色々やったよ」

ぞじ「にーやは運動できそうだもんね。咲人は?」

咲人「…テニス」

ぞじ「っぽい!柩は?」

ひつ「小学校のころに水泳やってた」

咲人「あれ?テニスやってなかったっけ?」

ひつ「それは中学校の時…3か月くらい」

あぁ…(察し)って感じの空気が会場に流れ始めましたww

ひつ「でも、新人戦はでたんだよ」

ぞじ「どれくらいまでいったんですか」

ひつ「そりゃもうボロ負けだよww」

そこから柩さんはどんな部活が似合うのかという話になり

るか「茶道?」

どんなイメージなんですかwwwww

 

これもまた小さなライブハウスの宿命なんですが、ドラムはすごく見えるか全く見えないかのDEAD or ALIVEですよね!るかさんなんて別にフロアから見えるようにとかはあまり重点を置いていないからなおさらです。つまり何が言いたいかというと、今回はるかさんはほぼ見えなかったからレポするネタがないよっていう…ごめんなさいね~♪←

ただ呼び込みで入ってくる姿だけはかろうじて見えたのですが、髪色が…。あれはおしゃれなツートンなの?それとも無精のプリンなの?

 

 

YOMIさん

 

最後にぞじさん。MCは一番最初にやったんですが、書きたいことかいろいろあったので、最後にまわさせていただきました。

 

ぞじさんは最近引っ越しをしているそうです。

ぞじ「引っ越し業者さんが…引っ越し業者さんって言いにくくない?」

うん。

ぞじ「その引っ越し業者さんのうちに1人がバンドやってそうな人たちでー。ビジュアル系じゃなくてハードコアとかメタルとかみたいな感じだったんだけど。

エレベーターでその人と2人になった時に『お兄さんバンドやってるんですか?』って聞かれて、『あーそうなんですよ、ナイトメアってバンドなんですけど』って言ったらさ、『YOMIさんですかーーー!?』ってめっちゃびっくりされたww俺としてはさー、『あ…名前は聞いたことあります』くらいの反応を予想してたわけ。なのにそんな反応で」

さすが大人気バンド!

ぞじ「その人もそうだけど、最近『学生のときに聞いてました』とか言われることがほんと多くて、そういうことがあると『あー15年やってきたんだなー』って思うね。

ビジュアル系のスタートから考えると、Xがスタートしたときから考えて30年くらい?そのうちの15年俺らいるってすごくない!?」

たしかにそう言われるとすごい!

ぞじ「こんなバカなやつらが!」

wwwwww

ぞじ「でもバカじゃなくなったらお前ら嫌なんだろ?まぁ俺からバカをとったら何が残るんだろう?」

ファン「変態!」

ぞ「それは弟だから!それごっちゃにしちゃダメだから!」

 

なんかのインタビューで、今回のアルバムはぞじさんの歌声の音域を意識して作ってもらうように頼んだという話があったような気がします。それもあってか「この曲は調子悪いと不安」みたいな曲もなく、実際のライブでも声が出にくそうだなという場面はほぼなく、気持ち良さそうに歌ってるなーと思いました。歌詞ミスもたぶんほとんどありませんでした。まぁこれは間違えたら罰ゲームというルールがこの日は全員に課せられていたとMCで言っていたので、そのせいもあったかもしれませんが。アルバム以外からの選曲も本編はほぼ歌いやすい音域でチョイスしたのか、とても安定していたように思います。しにかる良かったです。「言葉にならない」のところの歌い方めちゃめちゃカッコよかった。

 アンコールは対照的に既存曲を今の音域に合わせてキー下げでの披露でした。事前に初日に行った友人などから情報は仕入れていたこともあってか、そこまでショックではありませんでした。以前から声の調子で時分の花などのキー下げは行われていましたが、そういう時ってなんとなくちょっとだけ目を伏せて歌うぞじさんのイメージがあったんですけど、今回はしっかり前を見据えて堂々と歌っていたのが良かったです。極東は個人的に大好きな曲なので、キーを下げてでもこれからこの曲をやっていこうと思ってもらえたことがすごく嬉しかったです。幸いこの曲にはファンが合唱するところが組み込まれているので、もともとのキーはそこで残していけばいいんだ。そんなことを思っていたら、大サビでぞじさんが元のキーで歌い上げてくれてうあぁぁってなりました。けっこうギリギリの声だったけどカッコよかったよぞじさーん!

 

 

 最後に個人的な感想を。

 

良いライブでしたよー!

MCでメンバーも触れていましたが、ナイトメアが長野でライブをするのは4.5年ぶりになるそうです。ハイエストナイトメアの時以来。 長野のJUNKは6年ぶりだったそうです。6年前のJUNKでは壁から釘のようなものが出ていたらしくそれで痛い思いをしたのであまりこのハコに良い印象がなかったのですが(苦笑)、その嫌な思い出を払拭できました。

 

本編はCynical Re:actor以外全て前回の長野ではまだなかった曲で構成されていました。前回のJUNKの時なんかは定番曲とまだ馴染んでいなかった曲で会場に少し温度差があった(と私の当時のメモにはありました)のですが、今回はそんな構成でもしっかり盛り上がっていました(ちなみに4年前のホクトはベストアルバムを引っ提げてのツアーだったのでわりとどこでも盛り上がりやすいセトリでした)。割合は正確には分かりませんが、Cherishの振りがイントロでは合いきってない感じがしたのでナイトメア久しぶりもしくは初めてって人もそれなりにいたのではないかと思います。それであそこまで盛り上げられるのはナイトメアの実力がたしかに上がったからではないかなと思いました。

あとはメンバーがすごく堂々としているように見えました。久しぶりの長野なのでどうなのかなみたいな様子を窺う感じもなく、1曲目のSivaから堂々としていました。今回のアルバムはかなり自信作なのかな?これからも楽しみです。

ツアーのたびに見に行ってたから気づきにくかったけど、改めて5年近く前を振り返って今を見てみて、「このバンドはしっかり前に進んでる」と思えました。そう思えたこのライブは、良いライブでした。

 

 そんな見方をしていたこともあって自分の中では「アルバム曲を生で初めて聴く」という感覚は今までに比べると薄かったです。

ただそんな中でも強く印象に残っているアルバム曲があって、自分的には意外だったのですが、入滅でした。CDで聴いた時は正直そこまで…という感じだったのですが、ライブで聴いたらリズムが面白くて良かったです。ただあの面白さってたぶん飽きも早くくるような気がするので、ツアー中盤くらいにもう一皮剥けるとさらに面白いんじゃないかなと思います。今回のセトリはがっつりバラードをやるブロックが今のところないようなので、fadeと入滅はセトリの中でも違った風を入れられる美味しいポジションじゃないかなー。

あと恍惚!ギターソロは咲人さんでしたねー。最初にCDで聴いたときは柩さんソやってくれないかなーと思っていたのですが、何回か聴いてるうちにソロじゃない方のギターフレーズに耳がいくようになって「あれ?柩さんがこっち弾いたほうがハネる感じが出て気持ちいい気がする…」とも思うようになって、なんかどっちでも良くなったので柩さん曲で咲人さんソロですが個人的にはそんなに遺恨はありません(笑)。イメージなんですけど、ああいうフレーズでハネ感を出せるのは咲人さんより柩さんだと思うんですよね。上手く言えないんですけど。

 

あとひとつ気になった曲があって。ライブ中は特に気に留めなかったんですけど、これ書いてるうちに気になったのがTABOO。関西2公演では組み込まれなかったTABOOが長野では入ってきました。これ結構盛り上がったんですよね。大阪に参戦した友人は「今更やられてもという感じがあるのでないならないでいい」という話をしていて、たしかにわたしもそう思ったんですけど、それはちょくちょくライブに行ってる人の心情なのかなと思いました。久しぶりに来る土地で久しぶりに見る人(どれくらいいるかは不明ですが。遠征勢多いなとも思ったので)が他より多い会場であれば、最新アルバムに入ってるシングル曲ってやっぱ求められてるのかもと思いました。TABOOのイントロがきたときの歓声は去年の中野よりすごかったと思います。

 

 

色々書きましたが、長野楽しかったです。長々と書きましたがつまりはこれ(笑)。

わたしの次の予定は今月の東京です。さきほど高崎のチケットを発券してきて、これはもうステージ見えないと思ったので、しっかりステージ見てきまーす!なんたって指定席!

 

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