今更もう戻れない(仮)

好きなものを 好きなように 好きなだけ

メアギャがアイスショーに行ってきたので感想を書く

タイトルの通りです(笑)。

母に誘われてダイドードリンコアイスアリーナで行われた『プリンスアイスワールド』(以下PIW)というアイスショーの東京公演、7月17日昼公演に行ってきました。

シーズンになればテレビ放送される試合はチェックするものの、生でフィギュアスケートを見るのは初めて、しかもショーを見ること自体ほぼ初めてという完全な新規、いや新規と言っていいのかすら分からないような状態でしたが、「町田樹荒川静香が出る」と言う母の言葉で「まぁナイトメアのツアーもないし行ってみようかな」ホイホイ財布に手を伸ばしたミーハーです。ですが、かなり楽しむことができて大満足で帰ってきたのでちょっと感想を書いてみようと思います。

 

ただ先述の通り、フィギュアの専門知識的なものはほぼないですし、正直出演者も母がわたしを釣るために挙げた2人以外は織田信成さんしか把握しないまま行ってしまったようなレベル(←)なので、詳細なレポやここがこうだったとかの深い考察などは一切できません。ただ普段ビジュアル系バンドのライブばっかり行ってる人が初めて生でアイスショーを観たらこう思ったという記録です。そこのところをご了承ください。

 

 

 

 

会場に着いたのは開演約30分前(開場が始まってから30分過ぎたくらい)でした。この日はもちろん整理番号ではなく指定席なのでこんなもんでしょう。会場の外にはちょっとした屋台があったり、車の展示があったり、モヒートの試飲があったり(ごちそうさまでした)しました。やっぱり協賛が多い興行は違うなーなどと思いながら会場へ。

席は逆最前でした(笑)。でも会場のキャパがそうでもないのか、ホールよりもリンクの方が広いから必然的にそうなるのか、リンクとの距離はあまり遠くは感じませんでした。というかむしろ近い!これくらいの距離ならNAMELESSツアーだと普通にまとめパックで割り当てられるくらいの距離感でした。

会場の温度がシルクパレスなのではないかと心配していたのですが、そこまで寒くはなく、普通の夏服に厚手のロングニットカーデを着てひざ掛けをかけていれば余裕でした。

 

ショーは定刻でスタート。ハロウィンは流れませんでしたが(当たり前だ)、ハロウィンポジションでベルのようなチャイムのような音が鳴りました。本編は前半と後半に分かれていて間に約20分の休憩が入るシステムでした。後半はシネマがテーマだったのか、チャイムではなく映画とかの開始を知らせる「ジー」って感じの音が鳴りました。

 

 

まずは群舞からスタート。スケーターが何人も一緒に滑るプログラムです。第一印象は「フォーメーションダンスみたい」でした。試合と違って手の動きやステップなんかにダンスの要素が多くみられるような気がしたのでそういう印象だったのかもしれません。

テーマは「LOVE」だったのでしょうか。ハート型の風船が要所要所で使われていました。ペアでの振りも多めでした。

途中でゲストスケーターもでてきました。まっちーさんのジャンプの迫力に衝撃を受けました。生で見るとこんなに迫力があるんだーと思いました。信成さんはジャンプで転倒してしまったのですがハケる時の後姿がしょんぼりした感じでなんだか可愛かったです(笑)。

 

ここでソロの演技が2人。

まずは太田由希奈さん。わたしはこの人のことは知らなかったのですが、細くて綺麗な腕をこれまた綺麗に優雅に動かして滑る方でした。なのにダイナミックさはあって良かったです。

次は本田武史さん。ソロ演技の時は滑る前に紹介VTRみたいな感じで名前がでて歓声や拍手が起こるんですけど、わたしはその時歓声ではなく「えーー!?」って声が出ました(←)。だってまさかこの人が滑ってるところを見られるなんて思わなかったんですもん。対盤を観に行ったらDJの浅井さんが突如出てきてMCすると思いきや歌いだした的な衝撃です。でも演技はスケールが大きくて勢いがあって良かったです。これが男性の演技の迫力かーと思いました。

 

ここでまた群舞。

最初の群舞はエレガントな感じの衣装だったのですが、こちらはポップな色づかいやデザインの衣装で可愛かったです。個人的にはこっちの方が好みでした。曲もポップなナンバーだったり、セットも車のようなものがでてきてそれにお客さんを乗せたりとか遊び心もあって、見ていて楽しいプログラムでした。最後の方に花嫁姿の小さい女の子と白いタキシードの小さい男の子が出てきたんですがめちゃめちゃ可愛かったです。ノッカゥされました。

 

ふたたびソロへ。

まずは無良崇人さん。なぜかこの人のことはにーやさんを応援するようなテンションで応援したくなってしまいます(←)。拳を上げながら「うぉーい!いけー!とべー!」みたいな感じで。なんででしょう…足が長い繋がりとかでしょうか…?メアギャのみなさんどうですか?この日もジャンプがバシっと決まると拳を上げてデスボでレスポンスしたくなりました(笑)。と、ここまでふざけた感じになってしまっている気がしますが(苦笑)、すごかったですよ。直前まで大人数で、しかも大きなセットもあるプログラムをやっていたのに、この人ひとりで演技していても物足りない感じは全く感じなかったんです。彼の持つ身体能力、動きのダイナミックさ、表現力などさまざまな要素があってこそなんだと思いました。

次は永井優香さん。前半のジャンプはちょっと残念だったんですけど、後半の演技は綺麗で、パーフェクトバージョンはとても素敵なプログラムなんだろうなと思いました。白メインで裾だけ寒色のグラデーションの衣装だったのですがとてもお美しかったです。

前半ソロラストは小塚崇彦さん。小塚動員で入った母が紹介VTRで名前が出るより先に「小塚くんだ…!」と呟いたおかげでまだ照明が当たる前から認識することができました。ジャズっぽいナンバーでカッコよかったです。ちょっと余裕も感じさせるような、でも動きは丁寧で繊細で、クールなプログラムでした。ちょっと危ないところはあったんですけど、あれはリンクが削れて水たまりみたくなっちゃてた(たぶん)ところだからしゃーない。みなさん演技終了後にリンク中央でお辞儀してハケて行ったんですが、このプログラムはハケる出入り口でフィニッシュを迎えたので「このまま帰っちゃうの?」と思ったら、曲が終わった後にちリンク中央へ戻ってお辞儀タイムがありました。そうですよね、あんな即退場男はナイトメアのリーダーくらいですよねっ。

 

最後に群舞があって前半は終了。

基本的にみなさんなめらかしなやかって感じで振りをこなすんですが、ひとりキレッキレなダンスの男性がいました。「なんか1人だけハロプロがいる」とか思ってたら、その人はバク宙もキメていて、「ハロプロちゃう、ジャニーズや」と思いました。

 

 

後半も群舞からスタート。

先述した通りシネマがテーマっぽい感じだったのでしょうか。映画音楽が多かったので、前半よりもわたしでも分かる曲がたくさんありました。

このパートでは前半のソロで出てきた方々が出てくる場面もあって盛り上がりました。本田さん、小塚さん、無良さんの3人で滑るシーンは圧巻でした。

 

後半ソロ最初は鈴木明子さん。モーツァルトかな?違ったらちょっと恥ずかしい(笑)。曲の雰囲気とふんわりした所作がすごくあってて素敵でした。最後のふれあいタイムの時に母が近くで見たそうなんですが、とてもお顔が綺麗だったと言っていました。

次は織田信成さん。ダースベイダーの曲でした。オダースベイダー!コミカルなパートもあってすごく楽しかったです。しかもここでこのプログラムというのがすごく絶妙だったと思います。シアン、fade、アルミナみたいな感じで続いて「良い曲だしセトリに入って嬉しいんだけどそろそろ…」ってなってたところに404がきた、みたいな感じです。…伝わるでしょうか?

 

ここで群舞。

白いドレスの衣装を着た小さい女の子がいっぱい出てきて滑るところがあって、ちょーーー可愛かったです。so cuuuute!!眼福でした。

 

ショーも終盤へ。ソロで安藤美姫さん。ミスする気配全くなしって感じの演技でさすがでした。スクリーンに映る表情に自信が見える気がして良かったです。綺麗で可愛さもあるのに貫禄もありました。ふんわりした衣装もキュートでした。

次は町田樹さん。この人はマジでオンリーワンだなと改めて思いました。リンクに立った瞬間から会場の空気を自分のものにしているような感じで、「これが“町田ワールド”か」と思いました。表現力ってこういうことを言うんだなーと思いました。多少のミスはありましたがほぼ完璧という感じで、スタオベの人数は本日トップでした。超人気スケーターや…。動きのひとつひとつが綺麗で、ジャンプやステップも良かったんですけど、動きが止まるときの止まる感じ(分かりずらくてすみません)が個人的にはすごく良かったです。

ソロ大ラスは荒川静香さん。さすがでした。まず直前の演技で会場に出来上がってしまっていた空気感を一気に自分のモノに持って行ったところがさすがでした。あとこの人この前出産してましたよね?なのにこのスタイル、プログラムをこなす筋力に体力がさすがでした。イナバウアーも見ることができて良かったです。ミーハー新規としてはやっぱ見たいじゃないですか。

 

 

そしてフィナーレがあって終了でした。

群舞から始まり、ソロで滑った方々もみんなでてきました。自身の演技ではシリアスな表情だった人も、ニコニコして出てきていたりしてファンにはたまらないだろうなーと思いました。

その後ふれあいタイムなるものがありました。小塚さんに花束を渡しに行った母を見送ってから席で眺めていたのですが、剥がしの係の人の少なさに驚きました。ファンの方のマナーがしっかりしてるのかなー…でも写メ撮るのはアリなのか?と初めての現場を興味深く見ていました。

 

 

以上です!

勢いで書いたから、勢いが落ちてきた後半のしぼんできてる感がすごいですね(苦笑)。気が向いたら加筆も検討します。

 

今回初めて行くジャンルの現場でしたがとにかく楽しかったです。テレビで見てる時とは全然違う良さもあって、やっぱライブはいいなーと思いました。もしまた次の機会があるなら、もっと色々知識とかも仕入れて、今回とは違った楽しみ方も出来たらなーと思います。とにかくメアギャ、PIW楽しんできましたよー!

 

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