2015.08.06 Juice=Juice LIVE MISSION 220 Code1→Begin to Run 吉祥寺 CLUB SEATA
Juice=Juice(以下J=J)のライブに行ってきましたー!
もともと視野には入れていた公演ではあったんですけど、前の記事*1にも書いたように最近出たアルバムがほんとに良くて、しかもわたしが買ったタイプにはライブが丸々一本収録されたDVDが特典になっていたんですけどそれも良くて、何度も観たり聴いたりしているうちに参戦したい欲が抑えきれなくなり行ってきました。
とーっても楽しかったです。これまた予想以上に良かったんです。行って正解でした。
公演自体ももちろん楽しかったですし、いつもと違うジャンルの公演だったので、ちょっとした発見や色々と感じたこともあって、得るものが多くて面白かったです。
J=Jのワンマンを観るのは初めてなのでレポというほどのものは書けませんが感想を書いていこうと思います。セトリ等のネタバレも入りますが、曲名が分からなくて友人に聞いた曲もありますし、何より初参戦なものでいつも以上にアテにならにものになります←
まずは会場について少し。
吉祥寺 CLUB SEATAは初めて行きました。個人的にはもう行かなくてもいいかなと思いました。
ステージが低めなのに傾斜なし、段差は上手後方に申し訳程度にあるだけでした。その段差の上が今回は女性限定エリアになっていたのでわたしは快適に見れましたが、段差になってない部分のフロア後方はわりと絶望的だと思います。ただその段差の上もフロアの真ん中らへんの天井に柱みたいなのが出っ張っているため、演者の背が高いと見えない可能性があるかもしれないです。今回は女の子の公演だったので大丈夫でしたが正直あーりーでもギリギリと思うシーンはあったので、長身のバンドマンが厚底装備したりしたら厳しいかもです。…とここまでdisってばかりですが、最寄駅は快速止まるし栄えてて飲食店なども多いですし、駅からも近い上に場所が分かりやすいので、良番さえ取れれば良いかもしれません。
この日の公演は先述の通り「女性限定エリア」なるものが下手前方と上手後方の段差の上に設けられていました。色んな意見はあると思いますが、こういう現場ではこれ良いと思います。これがあることによってライブ前に不安な気持ちが減る人はいると思います。しかも男性ファンの方も優しい方が多くて、「女の子あっちだよ~」って教えてくださったり、道をあけてくださったりしました。紳士や…。
それではライブの話を…
01.CHOICE&CHANCE
02.選ばれし私達
03.スクランブル
開演前に影アナがあったのですが、担当はさゆきちゃんでしたー!わーい!途中でかんでしまったのですがそこで「ごめんー」って言ったのが可愛かったです。しかもその後またかんでました(笑)。
アルバムのリード曲(たぶん。PVあるし)からライブはスタート。アップテンポな曲なのでいきなり会場も盛り上がりました。1曲目からメンバーは声も良く出ていたし、動きもこの会場のステージを掴めている感じで良かったです。
04.イジワルしないで抱きしめてよ
05.鳴り始めた恋のBell
06.愛のダイビング
今日は来てくれてありがとう的な短いMCを挟んでイジ抱き。でもタイトルコールをしてイントロが流れ始めたのにメンバーは袖に捌けてしまって「あれ?」と思っていたら、衣装チェンジをして戻ってきました。アイドルの魔法!生ローズクォーツはとても良かったです。あとゆかにゃの動きですごく色っぽくてはっとした瞬間がありました。
ライブハウス特有の閉塞感に加えてこの会場は天井が低かったので余計に閉塞感がどうしても感じられたのですが、愛のダイビングで空気が変わったような気がしました。曲の持つさわやかな感じと、メンバーの伸びのある歌声で、開放感を感じることができました。
ここでたしか長めのMC。
メンバーの極秘情報を解禁するミッション的な内容だったのですが、ここで話したことは外部に流出させてはいけないというコンセプトみたいなので詳細は書かないでおきます。かなともとさゆきちゃんがメインで話していたので個人的にはおいしかったです。
07.BABY! 恋にKNOCK OUT!
08.ラストキッス
ここでカバー曲を続けて2曲。
BABY! 恋にKNOCK OUT!は、ゆかにゃ、かなとも、あーりーの3人で披露でした。「アイドルの現場に行ったらやりたかったノリ」が詰め込まれていてとにかく楽しかったです。メンバーももちろんなんですけど、ヲタも盛り上げ方が上手くてすごいと思いました。
ラストキッスはさゆきちゃんとかりんちゃんで披露。とにかく2人とも歌が上手い。特にさゆきちゃんはパワフルな歌声のイメージが強かったんですけど、この曲では綺麗に繊細に歌っていて、歌声の幅にびっくりしました。かりんちゃんの表現力は言わずもがな、声質も曲にあっている上に表情も完璧でした。歌詞的には高校生の2人にはまだちょっと背伸びかなと最初は思ったんですけど、この2人なりのラストキッスというか、しっかりモノにできている感じがしました。大人な曲でも自分たちの感覚のフィルターを通して解釈して歌っている感じというか。これがわたしのJ=Jの好きなところでもあります。切なさがすごく感じられて良かったです。
ここでまた長めのMC。まずはゆかにゃ、かなとも、あーりーの3人でした。ちなみに衣装がまたかわってました。さゆきちゃんとかりんちゃんは衣装替え中かな?ここのMC、内容はそこまですごく面白いってわけではなかったんですけど(←)、年頃のキャピキャピした女の子たちのガールズトークを見ているようで楽しかったです。変態か。
まずは前日はオフだったようで知り合いのゴールデンレトリバーに癒されたというあーりーのお話でした。お散歩をしたようで、水飲み場的なところで水がかかって嫌がるゴールデンレトリバーがすーーっごく可愛かったとのことでした。テンション高めに話すあーりーと、嫌がってるならやめてさしあげろと突っ込むかなともと、間で困り顔の(でもたぶん困ってない)ゆかにゃの温度差が絶妙でした。
それから犬派猫派の話になり、先ほどの困り顔はどこへやら、意気揚々と飼い犬の話を始めるゆかにゃ。最初は「みる」と紹介していたはずなのに、話が進むうちに「みるく」になり、自分の飼い犬の名前を間違えなさんなとかなともにつっこまれていました。でも別に間違えていたわけではなく、本名が「みるく」でニックネームが「みる」だったようです。そんなの先に言わなきゃわかんないよ!なんてマイペースなMCなんだ!でも可愛いからいい!←
そんな2人の犬トークをうけてかなともが飼い猫ぬんとぅんの話を。ぬんとぅんは普段玄関にいることが多いそうなんですが、かなともが仕事から帰ってくるとすかさず2階に移動するそうです。猫って難しいねーとかなとも。見事なオチをありがとうございました。
ここでさゆきちゃんとかりんちゃんも合流しました。そして戻ってきたかりんちゃんの第一声。
「わたし、とものこと飼えると思う」
!?!? かりんちゃん何を言っているの…
でもすかさず「無理だね」とさゆきちゃんに一蹴されていましたww
09.愛・愛・傘
10.生まれたてのBaby Love
11.チクタク 私の旬
12.GIRLS BE AMBITIOUS
13.五月雨美女がさ乱れる
14.私が言う前に抱きしめなきゃね
ここから6曲続けてのブロック。ここがまたちょー楽しかったです。
愛・愛・傘からのスタートでしたがイントロかかった瞬間の歓声が大きかったです。人気曲なんだなーと思いました。良曲ですもんね。サビの振り付けが可愛かったです。真似しやすいのも良かった。
私の旬はCDで聴いた時はかりんちゃん無双なのかなと思ったのですが、他のメンバーもダンスの仕草や歌い方が可愛かったです。でもやっぱりかりんちゃんがすごかったです。何というか、可愛すぎてもはや強いww!こんな感覚ははじめてでした。
GBAも楽しかったです。歌詞がさりげなくメンバーをフューチャーした感じになっていますが、そこを歌うメンバーがそれぞれ生き生きしていて良かったです。かりんちゃんが「こーくはーく カモンッ!」って歌うところでさゆきちゃんがかりんちゃんに急接近していって、「こーくはーく」のところで顔を合わせるんですが、さゆきちゃんは「いやいらないです」みたいな感じでそそくさと立ち位置に戻っていくところがあったんですけど、あれはアドリブなんでしょうか。ああいうちょっとした遊びのあるステージングは大好きなのですごく印象に残っています。他の3人もそれ見て笑ってて、かりんちゃんも笑ってました。
五月雨美女からの私が言う前に~は個人的にはこの日1番楽しかったです。GBAですでになかなかテンション高かった状態で五月雨美女のイントロのブラスが聞こえた瞬間たぶん奇声上げてましたもん(←)。Demand(最近の盛り上がる曲)からのメアチャン自傷(インディーズからのキラーチューン)みたいな感じですよ!伝わります!?曲調的にもこの流れはバンギャルのドストライクな流れでした、本当に楽しかったです、ありがとうございました。あとさゆきちゃんの拳の煽りはとてもちょっとバンドマン寄りなので見てるとより自然にのれます。
15続いていくSTORY
本編はこれで終了。直前にハードなブロックもあったにも関わらず、本編ラストでバラード。でもしっかり歌えていました。
En1.Magic of Love
En2.Wonderful world
アンコールのこの2曲はどっちかでよくないかとちょっと思ってしまいました。それか間に毛色の違う曲をひとつ挟んでみるとか。どうでしょう?いくら良曲でも時分の花とバーミリオンを連続でやられたらちょっと違う…みたいな感じでした。
WWだったかな、途中でタオルを振るところがあったのですが、サイを持った状態でどうタオルを持って振ったらいいか悩みました(笑)。
- EN3.未来へ、さあ走り出せ!
- メンバーからの挨拶を挟んで、大ラスはこの曲でした。サビの歌詞にグループ名も入っていますし、順当なチョイスなのかなと思いました。大ラスでもガス欠することなく、前向きな歌を力強く歌えていました。みんなニコニコしてたのも良かったです。ちなみに挨拶ではかりんちゃんがさゆきちゃんの順番を抜かして話してしまうというプチハプニングがありました(でも本人は話終わっても指摘されるまで気づいていませんでした)。
とりあえず流れは以上です。
この後には握手会がありました。これまたみんな可愛かったですー。
最初の方にも書きましたが、わたしはJ=Jのワンマンを観るのはこれがはじめてでした。率直な感想としては「J=Jすごい!」でした。予想以上に歌が良くて、予想以上にダンスも良くて、予想以上にトークも良くて、予想以上にキラキラしていました。
何度か現場に足を運んでいる友人からは「あーりーとゆかにゃの伸びが見どころ」的な話を聞いていたんですが、もちろんそこも良かったのですが、新参者はやっぱり宮本・高木・金澤のスリートップが強く印象に残りました。タイプの違う3人が絶妙に噛みあって曲を引っ張っていっている感じがすごく面白かったです。でもそれじゃああとの2人は蚊帳の外かというと決してそんなことはなくて、安定感もあるし、むしろ「この2人こんなにソロあったっけ?」「こんな風に歌えたっけ?」と思う場面も結構あって、これが友人が言っていたことなのかなと思いました。
成長してるのはよく分かっているんですが、どうしてもJ=JははじめてOAで見たときのまだ頼りない感じが頭のどこかに残ってしまっていたんです。でももう完全に払拭されました。あの声量!あの持続力!あの堂々とした姿!もうあれがわたしの中のJ=Jになりました。
あと予想外にMCが良かったです。これはわたしが全く期待してなかったというのもあるんでしょうが(←)、特にかなともとさゆきちゃんが上手くまわしつつ、あーりー・ゆかにゃ・かりんちゃんのキャラの持ち味も上手く出せていて、話のテンポも良かったので、楽しめました。あとMCの比率も好みはあるでしょうがわたしはこの位で良かったと思います。MCやファンサービス的要素に比重が置かれ過ぎてるアイドルの公演は好みじゃないです。歌って踊ってる姿が見たいんです。だからハロプロのコンサートが好きです。
いつもバンドで行き慣れているライブハウスというものにアイドル行ってみた感想は…やっぱちょっと狭いかな(苦笑)。特に今回はマイクスタンドやタオルなどの小道具を使ったり、何度か衣装替えがあったりと、視界・照明共に良好なホールでじっくり見たかったなという気持ちがちょっと残りました。でもそんな気持ち以上にあのパフォーマンスをライブハウスの距離感で堪能できた満足感の方が勝ったので今回はこれでよかったかなと思います。
あと、ホールの方がと思ってしまった理由として、ライブハウスのほの暗い雰囲気とアイドルのキラキラ感はなんか違うなと思ったといのもあります。
個人的に今年はアルバムを引っ提げたのツアーの参戦率が高いんですが、アルバムツアーの重要さ改めて感じました。これは3月にGRANRODEOに参戦した時に気づいたんですが、そこまでコアじゃないファンにとって、アルバム1枚聞き込んでおけばほぼ楽しめるってやっぱり行きやすいんです。そこで楽しめれば「もっと色んな曲を聞いてみよう」とか「また行ってみよう」に繋がりますし。それにはアルバム曲でいかに惹きつけるかと同時にアルバム外からどんな曲を持ってくるかが重要になってくると思うんですよね。そこが3月のGRも今回のJ=Jも上手かったです。J=Jなんてアルバム曲以外はほぼハロプロの先輩のカバーなのに。まぁJ=Jはおそらくメンバーはセトリを決めていないと思うんですけどね。カルぺはどうだったかなーとちょっと考えてしまいました。ナイトメアさんはもはや客観的に見れなくなってる部分もある気がするので分かりません(お茶を濁す)。
すみません、ちょっと話がそれましたね。
色々と気づきもありましたし、そして何よりちょーー楽しかったので、とにかく行ってよかったと思いました!最終的にはこれに尽きます。
今回のツアータイトルの「MISSION 220」というのは、2016年の秋に日本武道館でコンサートをするために全国各地で合計220公演を成功させなさいというものだそうです。220公演…ナイトメアのライブ乞食なわたしでも心から羨ましいとは言えない数字です…。
でもきっと彼女たちはやるんだと思います。たった1公演見ただけのわたしですが、彼女達ならやれると思いました。よく「バンドは生き物」という言葉を耳にしますが、今回ライブハウスというステージとの距離が近い環境で彼女たちを見て、彼女たちのパワーに触れて、アイドルだってお人形じゃない、どんどん変わっていくし成長するんだと実感しました。レボリューーーションヌ(CV 若本規夫)!!
これからのJuice=Juiceも見てみたい、いや絶対にまたコンサートに行くんだという気持ちを込めて、物販で買ったペンライトに入れる電池を買いました(別にまだ電池切れになったわけじゃないです)