2015.06. 21 NIGHTMARE 15th Anniversary Tour CARPE DIEMeme 豊洲 PIT
今度こそナイトメアツアーファイナルのレポです!ツアーおつかれさまでした!
ツアーが始まる前はいつもそうだけどドキドキで、でも終わってみるとこれもいつもですが楽しい思い出でいっぱいです。
今回の豊洲の2デイズはわたしは2日目のみの参戦でした。1日目はカメラが入ったという話を聞いたので、映像化される日を待ちたいと思います。でもカメラ2日目も入るべきじゃなかったですか!?良いライブだったし、改めてじっくり見たい場面も結構あるんですけど!
そんなツアー最終日、以下レポ&感想になります。今回はちょっと感想成分多めです。
セットリスト
01.Quints
02.僕の嫌いな君が死んだら、僕は笑うのだろうか?
03.極上脳震煉獄・弌式
04.恍惚
05.NAMELESS
06.Cherish
07.Demand
08.fade
09.入滅-entering nirvana-
10.アルミナ
11.the WORLD
12.404
13.blur
14.極上脳震煉獄・弐式
15.Siva
En1.KENKA DRIVE
En2.Cynical Re:actor
En3.惰性ブギー
En4.東京傷年
En5.My name is "SCUM" ×2
En6.the DOOL
En7.the FOOL
En8.極東乱心天国
次にMC。今回は まとまったMCタイムは本編のDemandとfadeの間だけでした。ボリューム少ないなーもっと喋ってほしいなーと思う反面、長いツアーでネタ切れを起こしてグダグダになってしまうくらいならこれくらいのボリュームでもいいかもとも思いました。もちろんそのボリュームとはにーやさんバースデーありきのボリュームですが。
ぞじ「豊洲PIT、今日初めてきたよって人どれくらいいる?」
ちらほら手が挙がってくる。
ぞじ「少なっ!え、みんなそんなに来たことあるの?」
ファン「昨日ー!」
ぞじ「昨日!たしかにwwそうだよねーwwアハハww」
そうですよー!
ぞじ「このPITの意味はどうやら『Power into Tohoku』って意味らしくて、こういうライブハウスができるなんて、東北出身者としてすごくありがたいなと思います。ありがとうございます」
ふざけたこともするしバカなことも言うけど、こういうことをきちんと言ってるところを見ると、このバンドは正直だなと思うんです。
ぞじ「それでどうやら仙台にもPITができるらしいんだよね。で、会場ができる時ってこけら落としってあるじゃん。仙台出身のナイトメアとしてはさ、こけら落としさせてくれないかなーって思ってるんだよね」
おおー!会場からも歓声が上がりました。
ぞじ「まだ決まってないよ!決まってないからね!でも東北出身者としては出来たらいいなーと思ってます」
観たいですー!
ぞじ「そういえば俺ずっと思ってたんだけど、こけら落としの“こけら”って何なんだろう?何なんですかね、柩さん」
ひつ「え…こけら?……そんな虫いなかったっけ?」
柩さん…それは……
ひつ「それはオケラか」
そうです!
ぞじ「あとでグーグル先生に聞いてみます…グーグル先生の前に咲人先生に聞いてみよう」
ということで咲人先生の方へ。
ぞじ「咲人さん、こけら落としの“こけら”って何ですか?」
咲人「え~?…それよりよくこけら落としなんて言葉知ってたね」
ぞじ「知ってますよー!たしかこけらってカスとかそういう意味でしょ?」
咲人「うん」
ぞじ「俺のこけらも落として」
と言いながら股間のあたりを前に出すぞじさんww顔をしかめるギター隊と笑うにーやさんが対照的でしたwwるかさんは見えなかったですー。
咲人「さっき『今日はカメラ入ってないから好き放題できる』って言ってたけど、それってこういうこと?」
ぞじ「違うんだよ!にーやをね、笑わせたかったの!」
いきなり話を振られるにーやさん(まだ笑っている)。
にーや「そのまえにさ、ひとつ言ってもいい?」
ぞじ「どうしたの?」
にーや「ここに日本酒置いたの誰だよ!」
にーやさんのペットボトルの隣にしれっと日本酒の一升瓶が置いてありましたwwそこから煽られ日本酒をラッパ飲みしたにーやさんww
ぞじ「次の曲激しい曲だけど大丈夫?ww」
にーや「大丈夫!」
ということで404に入っていきました。そして404の曲中でにーやさんは柩さんに日本酒を飲まされることになります。
MCはこのように短めではあったのですが、今回はアンコールのthe FOOLが終わったところでひとつサプライズ的なものがありました。2日後に誕生日を迎えるにーやさんのお祝いタイムです!やるかなーと思いつつも個人的には(がっかりしないためにも)可能性は五分五分と思っていたので、サプライズ感を感じることもできて楽しかったです。というか、アンコールブロックのセトリをご覧いただければ分かると思うのですが、直前までの流れでもう十分すぎるくらい楽しいことになってるのにさらにサプライズ!ちょー楽しい!
今回のツアー、それなりのキャパの会場では映像が映し出される球体がステージに設置されているのですが、そこに「俺様のお誕生日」という文字と共に魚肉ソーセージをドヤ顔で構えるにーやさんの画像が映し出されるところから始まりました。そしてBGMで流れ出すとんぼ(長淵剛さんのやつ)ww
にーやさん本人のみ知らなかったようで、ハケようとするもいつもと違う雰囲気に戻ってくるにーやさん。そして球体に映し出された自分を見て爆笑ww
そして、下手からケーキを持って登場したのはthe FOOLのあと颯爽と退場したるかさん。ケーキの蝋燭についた火を消さないように気を付けていたのか、なんとなく覚束ない足取りでちょっと可愛かったです。
そしてみんなでおめでとうを言い、ハッピーバースデーを歌い、にーやさんが蝋燭の火を消しました。これで大団円かと思いきや…
ぞじ「それではにーやからみんなにお返しで1曲歌ってもらいましょう」
目を思い切り見開いて驚くにーやさんww「びっくりしてます」っていうのがすごく伝わる表情でしたwwそんなにーやさんにアコギが手渡されました。
にーや「それじゃあ聞いてください。長淵剛でとんぼ」
でもこんな風にちゃんとやってくれる優しいにーやさん好きです!ぞじさんが曲に合わせて手を上下に振るのに合わせてファンも振っていました。ただぞじさんのマイクで歌っていたためちょっとにーやさんの体勢がキツそうで、柩さんが高さを調整してあげていました。でもそこで演奏をやめてしまったにーやさん。もちろん会場からはエーイング。
にーや「ごめん!コード忘れた!」
ぞじ「大丈夫!そこ(お立ち台のあたり)にコード出てるから!」
にーやさん逃げ道なし!こういうことに関してはナイトメアって抜かりないですよね(笑)。そしてまた弾き語りを始めるも、サビに到達することなくやっぱり途中で止まるにーやさん。
にーや「すいません…もうこれくらいで勘弁してください…」
いいよ!むしろやり直しまでやってくれてありがとう!なんだかんだでわたし、ナイトメアに甘い自覚はありますよ!そんなわけで、にーやさんの弾き語りタイムはにーやさんの照れ笑いと会場の温かい拍手で終了しました。
その後は乾杯をしようということになり、お盆にビールの入ったコップを持ったるかさんが登場。こういう時はリーダーよく動きますよね。柩さんは乾杯前にフライングで少し飲んでいました。上手民は見逃しませんでしたよー。そしてみんなで乾杯。幸せな空間でした。
そしてにーやがビールを飲み干せたらもう1曲やるという話になり、もちろん飲み干していただいたのでもう1曲、大ラスは極東乱心天国でした。
ここでメンバーのことも。
YOMIさん
回を増すごとに激しくなっていくちびーずの絡み、この日の恍惚でついにお口とお口のちゅーに発展しましたwwちゅーをしてしたり顔で去って行った柩さん(さゆちゃんが卒紺でりほりほにちゅーした時の満足顔みたいな感じ)とは対照的にぞじさんはその場で崩れ落ちお立ち台から落ちてしましましたwwそしてそれを楽しそうに笑うにーやさんwwまぁにーやさんは置いておいてですね(←)、最近はこんなちびーずの可愛いじゃれ合いが多く見られてとても嬉しいです。だって可愛いじゃないですか!ちなみに恍惚の一件のあとに今度はちぇりたんで柩さんがぞじさんにまた接近して行ったのですが、そこではぞじさんが逃げていましたww
でももちろん可愛いだけではなくて。大ラスの極東が終わった後、ハケる前に、ぞじさんと柩さんがハイタッチした後ぎゅーってハグしてて、すごくぐっときました。カッコよかったです。
このツアーを観て「ゾジーさんどうだった?」って聞かれると、個人的には「歌が安定してたよ」って真っ先にでてきます。歌詞ミスは相変わらずなんですけど(この日も本編ラストのSivaでまさかのミス。まだ1番なのに終わろうとしていました)、TO BEツアーのように「今日はこの曲のあの場所でちゃんと声がでるかな…」みたいな、お前は何様だよとつっこみたくなるような心配をすることはありませんでした。
あとこのツアーから始まったインスタも良かったです。自分が行かなかったライブの時でも「あぁ今ここにいるんだー」ってツアー中感を味わうことができたし、ライブに行ったら行ったで、ほとんどの会場でインスタにアップした内容を絡めたMCがあったので「同じ土地にいるんだー」という感じ、自分もツアーに参加してるんだなと共有できる感じを味わうことができたので良かったです。次のツアーは気候的に厳しい時期だと思うので無理はしないでほしいですが、また機会があったらやってほしいなーと思います。
柩さん
柩さんは書きたいポイントいっぱいありますよー。だってライトブロックでずーっと見てましたもん。ライブメモ(ライブのあった日は寝る前にその日のライブのことを殴り書きですがメモ残しておくようにしているのです)見ても柩さんのことばっかですもん。
そんな中で一番を上げるとすると、大ラスの極東が終わったときです。曲が終わっても、キメが終わっても、るかさんが退場したって、この日の柩さんずっとギターを鳴らし続けていました。そしてやっと満足したのかギターから手を離して、大きくガッツポーズをしたんです。それを見た瞬間「あぁツアー終わったんだな」と思いました。すごく良いライブだった、楽しいツアーだったっていう気持ちで満たされつつも、終わってしまった寂しさも少し感じて、胸がいっぱいになりました。
今回のツアーは最近の中ではセトリに変化はある方でしたが、まぁそれもあくまで所謂当社比というやつでそうガラっと変わったわけではないというのが正直なところです。それでも柩さんの前で見ていれば、色々なパフォーマンスで楽しませてもらえたり、「ここはこういうノリ方もあるんだ」みたいな発見ができたりと、楽しく新鮮な気持ちで見ることができました。ファンの贔屓目です、知ってます←
あとこのツアー中、友人からよく「柩さんは最近変わった」的なことを言われるんですが、どうなんでしょうか?やっぱりみなさんも変わったように見えるのでしょうか?たしかに今までにはなかった要素が、パフォーマンスだったりビジュアルだったりに取り入れられてきているなーとは思うんですけど。個人的には変わったというより、出来ることの幅が広がったのかなーと思っているのですが。どんどん引き出しあ増えていって見ていて楽しいです、柩さんは。これからももっと見ていたいなと思います。
咲人さん
この日の個人的ベストオブ咲人さんは、シニカルのギタソロの咲人さんでした。この日の咲人さんはシニカルのギタソロのところで、下手花道でもお立ち台でもなく上手花道にやって来ました。レフトブロックにいたシニカルギタソロ大好きな咲人ファンの友人はご立腹でしたが(笑)、上手民は美味しかったです。普段上手にいるとシニカルのギタソロを弾く咲人さんなんて近くで見る機会はそうないのでそれだけでも美味しいのに、この日は柩さんが近寄って来て、ギター隊が背中合わせで弾いていたんです。すごく良い光景でした。カッコよかったです。ありがとうございます。
このツアーの咲人さんを思い出してみると、なんか咲人さん可愛かったなーと思います(笑)。ほとんどのライブを上手で見ていたので、あまり咲人さんをじっくり見る機会はなかったんですが、たまに上手に来るとキメ顔でいるよりも笑ってたり顔をくしゃってさせてヘドバンしてたりという印象が強かったです。
この日のライブでも、先述のようなカッコいいシーンももちろんあったのですが、blurのAメロで柩さんと並んでにーやさんの真似をしていたり、最後のハケるところで柩さんとハグしたと思ったらそのまま柩さんを持ち上げたり(柩さんが足をバタバタさせててすごく可愛かった)、そんなシーンが頭に浮かびます。咲人さん、よく笑うようになったなー。
Ni~yaさん
誕生日ということもあってこの日はとてもフューチャーされていましたね。美味しかったですよね、にーやさんも帝国民の皆様もおめでとうございました。誕生日をお祝いしたくだりはほんと映像化希望です。
この日は大ラスとなった極東が終わってもアンコールの声がずっと続いていました。そんな中もうアンコールはありませんのアナウンスをしたのはにーやさんでした。「あー」というマイクテスト(?)から始まり、「もうアンコールはありません。というか本日の公演は終了しましたww」となぜか笑いながらもうアンコールは無いことを告げるにーやさん。そして「まぁまたすぐ会えるからさ!」と。なんかそれを聞いたらもうツアーが終わってしまったんだウェーブ第二波がやってきてなんだか泣きそうになってしましました。第一波は柩さんがガッツポーズした時です。
あとこのアナウンスに涙腺を刺激された理由はもうひとつあって、この感じがなんかすごくナイトメアっぽいなと思ったんですよね。うまく言えないんですけど。私事なんですが、豊洲の1日目に大学時代の先輩が約5年ぶりのナイトメアライブ参戦をしましてその感想とか聞いたら「Ni~yaさんが今は一番ナイトメアらしさの象徴な気がした」みたいなことを言ってて、「えーまじー!?」って思ったんですけど、今改めてこのくだりとか色々思い出してみるとあながち間違いではないような気がしてきました。
RUKAさん
今回のツアーセットにはトラスがないからるかさん見放題だ~☆やったね☆…というわけにはいきません。トラスはないけどライブハウスツアーですので、見えるかどうかは運としか言いようがありません。しかもけんかさんがセトリに組み込まれてからは一言もマイクに声が乗らないままライブが終了することもしばしば。そんな状態でしかも他麺ファン、このツアーでもるかさんの印象はと問われても、「と…登場の時にどんな髪型かチェックするのが楽しかった…?」みたいな回答になります。すみません。すみません。
だからこそにーやさんお祝いタイムの時に率先して動いているところが見られたのは嬉しかったです!ケーキを持って来たり、ビールを持ってきたり。しかも乾杯の時はるかさんも一緒にビールを飲んでいたんですよ!最初メンバー4人にビール配ってから定位置に戻ってしまったのでやっぱるかさんは飲まないのかなと思ったら、ちゃんと乾杯の時には手にコップ持ってて一緒に飲んでたんです。しかも一口分とかじゃなく半分ちょっと入ってました。このくだりが相当嬉しくて大興奮だったようでライブ後に書いたメモにめちゃめちゃ書き殴ってありました(笑)。でもほんと嬉しい光景でした。
ナイトメアで面白いことが起きる時ってなんだかんだでるかさんが起点になることが多い気がします。そういえばざわーギタソロで柩さんが咲人さんにくっ付いてお立ち台に行きかけたんだけど、笑いながらるかさんの方に行ったんですが、その時すでにとんぼが仕込まれてたのかななんて今になってちょっと考えたりします。わたしはそんな面白いことが起きてわちゃわちゃしてるナイトメアを見るのが好きだし、そんな時の黒幕のくせに無表情を装いながら、でもちょっと口角の上がっている(気がする)るかさんが好きです。
最後に。
極東乱心天国の柩さんのギターソロ、いつもなら柩さんが1人でお立ち台に上がるんですが、今回はにーやさんを手招きして、咲人さんもぞじさんも呼んで、4人でお立ち台に上がっていました。お立ち台の上はぎゅうぎゅうなんですけど、4人ともすごく良い顔をしてて、るかさんは見えなかったんですけど、でもナイトメア良いバンドだー、やっぱ好きだーと思いました。
個人的に久しぶりに行く会場が多かったからなのか、曲やセトリの影響なのかよくは分かりませんが、なんだか昔を思い出すことがこのツアー中多かったです。あの頃はあの頃で楽しかったしどれもすごく良い思い出なんですけど、でもやっぱり今のナイトメアが楽しい、好きとどのライブでも終わってみればそう思うことが出来ました。私なりに「今を楽しむ」ことができたのではないかなーと思っています。
この日の豊洲は雨でした。地元では降ってなかったのになぜだなどと文句を言いながら、友人の傘に入れてもらって、わたしは豊洲PITへと向かいました。
でもライブが終わって外へ出ると、ライブ前まで振っていたはずの雨はすっかりやんでいました。
我ながら単純ですが、きっとナイトメアの未来も明るいと思いました。