今更もう戻れない(仮)

好きなものを 好きなように 好きなだけ

2016.04.08  NIGHTMARE TOUR 2016 Awakening of Clowns  Zepp DiverCity Tokyo

色々な人の色々な思いを抱え、ついに始まりましたね、ナイトメア春ツアー!

 

なぜこんな前振りかというところは、ナイトメアのファンの皆様であれば嫌でもご存じだとは思いますのでここでは深くは触れません。*1触れませんというか、何も上手いことが書けないです。何と言うか、まだよく分かっていないんだと思います。気持ちの整理がどうとかいう以前の問題なような感じで、まだ事態が呑み込めてないというか、本当に何が何だか分からないんです。でもこういうのってちょっとした出来事をきっかけにするっと自分の中で納得できたりするような気もするので、色々考えようとか何かアクションを起こそうとかそういうつもりは今のところ全くないです。

 

 

さてライブの話でしたが、そんな状況だったからちょっと身構えて行ったんですが、びっくりするほど楽しくて肩すかしをくらった気分です(笑)。

以下ライブのネタバレなど入ります。ご注意ください。個人的に今回のライブは事前にネタバレ入れない方が楽しいと思いましたよー。

 

 

 

 

まずは個人的参戦初日なので全体的な流れから。

セットリストは曖昧です。ツアー後半になるにつれて信憑性が上がっていくスタイルです←

 

 

01 dogma

02 自傷(少年テロリスト)

03 極上脳震煉獄・弌式

ドグマ始まりでしたー!ドグマ始まりってこれまでもたまにありましたけど、好きな始まり方です。でもマンネリするときっと文句言う←

ドグマのメンバー紹介のところでぞじさんがるかさんの時にたぶん「ベース!……RUKAー!!」と紹介していました(笑)。わたしの周りも「えっww」って空気漂ってましたし、終演後に咲人ファンと話したときもそうだよねってなったのでたぶん聞き間違えではないかと。ついに歌詞だけじゃなくメンバーのパートを間違える我らがフロントマンww

自傷は煽りの部分がショートバージョンでした。今回は良いポジションがとれたのでとびまっくってたのでショートでも良い感じでしたが、ペース配分とか余計なこと考えると不完全燃焼になってしまいそうなので次回からも全力でとんでいきたいと思います!

 

04 Twelve

05 東京傷年

06 極上脳震煉獄・弐式

Twelve良かったですー。ギタソロはちょっとがんばれと思ってしまいましたけど(←)、たぶんこのライブを通してわたしの中で一番株が爆上がりしたのはこの曲です。もともとのノリが好みで楽しいところにちょいちょい挟まれる東傷のフレーズがさらに楽しくて良いです。あとバックモニター(?)の映像が良かったです。東京傷年の発売日やAwakeningの発売日*2、Twelveの由来ともなった東傷からTwelveまでに流れた年数の“12”なんかが映し出されていました。これが今までにない感じで、でも曲の雰囲気や込められたメッセージ性なんかに合っているような気が勝手にして、良いなと思いました。東京傷年の発売日が2004年だという事実を改めて突き付けられた瞬間はちょっと愕然としましたけど(苦笑)

で、そこからの東京傷年。読めた流れではあるけど期待してた流れでもあるので良かったです。ギターソロのところは柩さんと咲人さんがお立ち台の上で背中合わせで弾いていました。わたしの大好きな光景のひとつです。ソロが終わっても柩さんはまだお立ち台にいたので、その後の柩さんのなんちゃってラップパートのところはぞじさんが自分のマイクを柩さんに向けてあげていました。可愛かったです。で、「ゆーめに ゆめをみて」のあたりのダダッてところ(すみません分かりにくくて)で柩さんと咲人さんが一緒にジャンプしてお立ち台から降りていました。イントロとかでやる首をカクカク揺らす動きも絶好調でした。

弐式はいつもの柩さんの「頭振り振り」の両手と頭を大きく振る動きがありました。ライブ前に咲人ファンと弐式のライブ映像を観ていたんですが、そこではじめていつも柩さんがやってるその動きの存在を咲人ファンが知らなかったことを知りました。そんな…弐式の見どころってそこじゃないのかよ…と思いました。これが上手と下手の文化の違いか…。

 

今回のライブはなんかいつもよりもブロック分けみたいなのがよく分からなくて、なのでセトリもいつにも増して自信がないんですけど、たしかここでちょっとMCタイムがあったと思います。

今回はわりと後ろの方で見ていたので肉眼では分からなかったのですが、なんと!柩さんの!顔面ピアスが!復活したそうです!!

柩「3日くらい前につけたんだけど、久しぶりにつけたらめちゃめちゃ痛かったよ。アナゴさんの口みたくなってたもん。今はもう腫れはひいたけど、つけた日はめっちゃアナゴさんだったよ」

うわぁ…

柩「でもさ、俺そういうの好きじゃん」

そうでしたー!M様ー!

ぞじ「でもやっぱいいよね!ずっとつけてなよ」

そうだそうだー!

柩「ずっと!?いや…その日の気分によってとかあるじゃん」

ファン「えー!?」

柩「えーとか言うけどさ、俺がピアスつけてたの、このへん(上手前方)は分かったかもしれないけど、後ろの方とかは分かんなかっただろ」

ぞじ「ちなみに咲人気づいてた?」

咲人「気づかなかった」

ぞじ「Ni~yaは?」

にーや「今言われて気づいた」

ぞじ「RUKAさんは?」

るか(静かに首を横に振る)

柩「あなた気づいてた?」

ぞじ「気づかなかった!アハハ!」

 柩「俺2年前くらいに、ピアス外して1個にしたのね。何も言わずに外して、それで撮影に行ったんだけど、メンバー誰も気づいてくれなかったから」

ぞじ「アハハ!」

こ…この感じこそナイトメアですよねっwwひつに気づいてください…

ひつ「でも安心したよ。俺の認識がピアスじゃないことが分かったから」

ポジティブ!

 

07 わすれな草

08 love tripper

09 varuna

10 Cherish

11 a:FANTASIA

12 零 -beyond the “G”-

13 Gotta Get a Ghost

14 VISUAL-KEI IS NOT DEAD,CUZ THEY'RE UNDEAD

ここの上手い切れ目が分からないのと、曲順がやっぱり曖昧だったのでなんかすごく長いブロックみたいな書き方になってしまいました…。

わすれな草は9割5分柩さんを見ていました。わすれな草に限らずいつもほぼほぼ柩さんを見てますけど←  「どうかどうか忘れないで」のところを柩さんが口ずさんでるように見えてうわーってなってしまいました。ちょっと泣きそうになりました。続くラブトリもいつもは「5人」に歌詞を変えて歌ってるところが「1人」になってたりして、意識の外にやろうとしてもやっぱ活休が頭をよぎってしまうことがありました。まぁラブトリに関しては「1人」が正解なんですけど。

VarunaはAメロのところでドラムに合わせてぴょこぴょこしてたのが可愛かったです。あ、もちろん柩さんの話です。あと、咲人さんがギターソロでお立ち台に上がった時に、この人みてくださいって感じで咲人さんの方に手をすっと出してました。

ちゃりっしゅは個人的には意外な選曲で楽しかったです。「毎日美味しい餌を与えてくれて~」のところで、最初は餌を差し出すぞじさんを無視してつーんってそっぽ向いたりしてた柩さんなんですけど、結局最後はコロッと態度を変えて嬉しそうに餌をもらってて超可愛かったです!作り笑顔は得意技もやばかったですー!久しぶりに柩さん無双が見れた気がして良かったです。

と思いきや、ゴーストもなかなかの柩さん無双曲になりつつありました。ぴたっと動作を止めてみたり、おばけだかゾンビだかみたいな動きをしていたりして見ていて楽しかったです。曲が始まった時は「まだこのツアーでもゴーストやるのかよ」ってぶっちゃけちょっと思ったんですけど、あっさり楽しみな曲になりました←

 

15 Awakening.

「みんなのことを思って、みんなの心にずっと残るようにと思って作りました」というぞじさんの言葉からAwakening.。イントロの部分で「歌ってくれー!」というぞじさんの言葉があり、イントロとアウトロの部分は合唱パートに。曲が終わると「歌ってくれてありがとう」とぞじさんが言っていて、その言い方というか声色というか、上手く言えないんですけどそれがすごく今も耳に残っています。

 

アンコールはまずはMCから。

ぞじ「今日は誰に話を聞いてみようかな……よし!オンベース、Ni~ya!」

え、大丈夫?

にーや「そんないきなり振られても…何話したらいいかわかんねーよ」

ほらー!

ぞじ「何でもいいよ」

何でもいいんかいww

にーや「んー、なんてゆーか…まだツアー始まって3公演目なんだけど、ベース弾いててすごく良い感じだなって…これ良いツアーになるなって気がしてる」

ぞじ「分かるよ!俺もにーやがベース弾いてるの見てて『あ、今にーや良い感じだな』って思う時あるもん」

にーや「ほんとに!?」

ぞじ「ほんと!」

にーや「あとなんか初心にかえってじゃないけど、さっき柩のピアスの話みたいに、おれも髪を青くしてみたりとかね…まぁツアー中に変えるかもしれないけど」

もし変えるなら今度は色が綺麗なうちに見たいです。

たしかここでぞじさんからFC旅行だかの沖縄の告知がありました。どうやらライブもやるようです。そして話題は追加公演となるメンバー(1人除く)のバースデーライブに。

ぞじ「(柩さんに向かって)なんかごめんねー。これ決まってから俺ずっと気になってたんだよ」

そう!柩さんのバースデーライブだけ!ない!!柩さんに向かって歩いていくぞじーさん。そしてなぜか後に続く咲人さん。

ぞじ「これ発表されたのがちょうど柩の誕生日終わったあたりでさ。ほんとごめんね」

咲人「(柩さんの肩を抱きながら)泣くな!」

柩「いや、俺そこまで涙もろくないし。俺はみんなの誕生日はメンバー代表として最高に盛り上げるつもりでいるから」

柩さん良い人!柩ファンも同じ気持ちでがんばりますと思ったんですが…

ぞじ「あー、幹事ってことね!」

どうしてそうなるし!

柩「ライブに幹事はいらねーだろ」

ぞじ「チケット切ったりさー」

柩「百歩譲って100人くらいならできなくはないかもしれないけど、この人数は無理だろ」

そして話題は咲人さんのライブに。会場はこの日と同じダイバーシティ。なるべく沢山の人が来れるようにしたかったんだとか。渦中に飛び込んだことはないので話に聞いただけですが、アフタビやらポチやら咲人ファンは苦労が絶えなそうですもんね。ただそんな咲人さんは不安を抱えているようです。

咲人「俺の誕生日ってことは、俺のファンの子が来てくれるわけでしょ…単純計算で今日の5分の1…」

この人、本気で言ってるんだろうか…ナイトメアのファンはきっちり5等分の割合だと本気で思ってるんだろうか…。

咲人「ピクニックできる感じになるよ」

ぞじ「大丈夫、埋まるって!」

そしてライブの内容に話が移ると

柩「咲人のライブ、『暴THDAY』でしょ?いつかのthe FOOL27回みたいにやるとすると、今年は44回だっけ?」

咲人「よく若く見えるって言われるんだよねー」

柩「でも44回やったらそれで本編終わるよね」

ファンの首も終わるよね!

続いてはにーやさん。角田市での凱旋公演となります。

にーや「俺よりも親父がマジで張りきってて」

ちょうどライブ前に今夜も○○~のDVDも見ていたのでにーやさんのお父さんネタが個人的にちょっとツボでしたww

ぞじ「え、にーやのお父さんはステージでないよね」

にーや「出ねえよ!」

ぞじ「でもサプライズみたいな感じで、にーやだけ知らないみたいな」

にーや「ほんとやめろよー」

このくだりでるかさんがめっちゃ楽しそうに笑ってたのでこれもしかしたらにーや父ワンチャンあるのかとか思ってしまいました。

そんな角田市の会場ですが

にーや「田園ホールだからって田んぼの中にステージ作るわけじゃないから」

柩「田んぼの中に、運動会とかみたいなテント建てて」

にーや「それちげーから」

れっきとした建造物で、過去ににーやさんが初めてステージを踏んだ場所でもあるそうです。その時の映像も残っている可能性はあるそうなのですがVHSなのであまり期待はできないそうです。てゆーかにーやさんの“VHS”の発音がなんだか面白かったです(笑)。

柩「咲人がここで、にーやとぞじーは故郷、るかさんは…ある意味ホームだよね。でも俺るかさんの会場よく知らないんだよね」

ファン「せまいー!」

ぞじ「狭いの?何人くらい入るの?」

ファン「400!」

柩「400?別に狭くなくない?」

ファン「チケット取れなかったー!」

柩「あぁそういうことね」

るかさんのファンもなにげに結構苦労してますよね…。

ぞじ「るかさんはどんな感じにするかもう考えてる?」

るか(静かにうなずく)

柩「るかさんはなんかすごいのやりそうじゃない?みんなだけじゃなくて、俺たちメンバーも予想できないようなやつ」

ぞじ「たしかに!」

柩「で、あなたはどんな感じにするかちゃんと考えてるの?」

ぞじ「考えてますよ~」

柩「これだけは言っとくけど、弟は呼ぶなよ」

ぞじ「たしかその日は予定あるって言ってたから大丈夫!」

 

En1 落園

En2 バックストリートチルドレン

En3 クラッシュ!?ナイトメアチャンネル

En4 ジャイアニズム

メアチャンはひとつめとふたつめは柩さんも指を立てる振りをやっていました。頭のぞじさんのセリフのところもぞじさんと一緒に手をあげていたような気がします。

このブロックはほんっとうに楽しかったので、逆にあまり記憶がないです←

 

En5 Quints.

 「最後、みんなの声聞かせてくれ」というぞじさんの前振りがあったので、極東かスタナイがくるかと思いきやQuintsでした。大ラスの感動とかそっちのけで「そっち!?」ってたぶん思わず声に出してた気がします。いやー意外でした、でもこの感じもナイトメアだよなーと思いました。

 

アンコール終わってはける時、去り際に咲人さんが投げキッスをしていったんですけど、3,4発放っていってさすがに多くない?と思いました(笑)。

柩さんは「俺らもみんなも色々あるけどさ……でも俺ら今年をすっげー楽しみにしてるから」って言っていて、わたし自身の今年一年の心持ちというか、向き合い方というか、なんかそういうもののヒントをもらえたような気がしました。

 

 

最後に個人的な感想を少し。

 

冒頭にも書きましたが、肩すかしをくらったような気分になるくらい楽しかったです。もちろん良い意味ですよ。もっと湿っぽいと思ってたし、もっと活動休止の現実を突きつけられるもんだと思ってました。そういう空気が全くないわけではなかったんですけど、それを補って余りあるくらい楽しいの要素があったライブでした。

 

あと今回楽しかった理由としては、これは個人的なことなんですけど、馴染みの曲が多かったことです。去年が新規のアルバムを引っ提げてのライブ(春ツ)とリリース後あまり日の当たらなかった曲たちを組み込んだライブ(冬ツ)が主だったという印象なので、ここ数年リリースされてからコンスタントにやってきた曲とインディーズやクラウンから10年以上連れ添った曲を中心に構成されたお馴染み曲のセトリはなんだか逆に新鮮味もあって楽しかったです。回数重ねてマンネリを感じないかは微妙なところかもしれませんが…。

ただやっぱり今回は馴染み曲の強さを感じました。特に思ったのが、Twelve→東京傷年の流れで。12もライブで聴いたら音源の印象よりも良かったし演出なんかも良くてわたしのなかでは株が爆上がりだったんですけど、それでもやっぱり東傷はすごかったと思ったんです。流れが読めてた人も多かったであろう中での、それでもイントロが流れた瞬間の歓声だったり会場の熱気の上がり方、メンバーだってやっぱり見せ方も染みついてるのかステージを見ていても12のような演出はないにも関わらず見ごたえがありました。場数を踏んできた強みってやっぱりあるんだなと思いました。

 

活休のことはなるべく考えないようにライブをみていました。でも本編が終わった時に「あ、“年内”のライブがひとつ終わっちゃう」と急に寂しい気持ちになって必死にアンコールの声をあげていました。

冒頭で「活休のことがよく分からない」と書きました。やっぱり今もまだよく分かってなくて、前向きになったり、急にネガティブになったり、何とも思わないときもなぜかあります。でも柩さんが「メンバーは今年を楽しみにしている」と言っていたので、とにかくイベントは全力で楽しんでいきたいなと思っています。

 

なんだか暗いトーンで終わってしまいましたが、このツアーきっと楽しいので、というかこのライブめちゃめちゃ楽しかったので、少しでも気になってる方はとにかく一度ライブ会場に足を運んでみた方がいいと思います。これはほんとに!

 

*1:これです!

www.nightmare-web.com

*2:TwelveはAwakeningのカップリング曲

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